検索窓
今日:3 hit、昨日:24 hit、合計:196,121 hit

155。 ページ23

ルミの家がこんなのだったなんて。





郁斗「あいつってどっかのお嬢様…?」





初希「金持ってる風には見えなかったけどなー」





二人は口々にそう言いながら




森に覆われた小道を歩く。









しばらくして。





郁斗「あ。ドア。」





A「やっと着いた?」





そこには私の背の何倍もある巨大なドアがあった。





そしてそのドアが音をたてて開かれ…









ルミ「やっと来た?遅すぎー」






白いブラウスに水色のロングスカート。





…なぜだろう。





この屋敷がバックのせいか





ルミがとてもお嬢様らしく見えた。






ルミ「土足で上がってー」





ルミはそう促した。









A「お邪魔します…」






私は体を小さくしながらゆっくりと足を踏み入れた。







長い廊下にずらりと並ぶ、使用人達。






「ようこそ。お客様。」






そう声をそろえて皆同じ角度で礼をした。






A「……」





呆気にとられて言葉も出なくて。









「おおおおおおおおおお!!」





その雄叫びが聞こえるまで




私達は突っ立っているだけだった。






初希「何々!今度は何?!」





初希はビビりすぎて恐怖さえ覚えてるし。









しかし廊下を全速力で走ってきたのは





髭を生やしたオシャレな叔父様。








ルミ「あ、紹介するね。これ、うちのパパ。」







「いつもルミと仲良くしてくれてありがとうなぁ。」






……ルミのパパということは。






郁斗「この家の主…」






郁斗がぽつりと呟いた。

156。→←晴れの空



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
348人がお気に入り
設定タグ: , 不良 , バカ , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ころ嫁@クロミしか勝たん。 - え、、神ですか!? (2021年2月7日 15時) (レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 桃華さん» ありがとうございます!未だにこうして作品を読んでくださる方がいるのはすごく嬉しいです。ぜひぜひまた見に来てください!わざわざコメントしてくださって本当にありがとうございます! (2019年3月4日 23時) (レス) id: e4780992c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとにもう最高でした!!!最後とか感動して泣きそうになっちゃいました(><)また作品見に来ますね!! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - ほんとに最高でした…!!!もうなんか最後感動して泣きそうになっちゃいました。゚(゚^ω^゚)゚。また作品見に来ます! (2019年2月8日 16時) (レス) id: b67182cffc (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます!どの作品も全然更新してなくて活動停止状態で申し訳ない限りです…才能なんて私には全くないのですがこういうコメントにすごく元気付けられます…また更新できたらしたいので他の作品もよろしくお願いします! (2018年3月16日 1時) (レス) id: e35424cf3e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2015年3月13日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。