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3話 学校にて ページ7

「クッキーはコレで完成…っと!」
「ごめんね城田くん、調理係なのに色々迷惑かけて…」
「ぜ、全然っ! でも小鳥遊さん色々凄かったね…」
「面目無い…」

私は今、クラスメートの城田真昼くんと文化祭の喫茶店で出すクッキーを試作していた。
城田くんは笑って誤魔化そうとしてくれるが私は今、少し…いや結構落ち込んでいる。
…私ってこんなに料理出来なかったんだ…と。

まぁ…やらかしたことは多々有って?
まず、砂糖と間違えて塩入れたり?
次に、卵割ろうとしたら殻が大量に入ったり?
さらに、薄力粉を床に撒き散らしたり?
最後の最後には、余熱時間の計算を間違えて焦がしたりとか?
……本当に迷惑しかかけて無いね、反省。
何が 四ツ葉に「料理が大変な時は変わるよ?」
だよ。四ツ葉様々じゃないか。
いつもありがとう四ツ葉。

でも…事の発端は城田くんの幼馴染みの綿貫桜哉くんが係決めの時に…

「Aってさ、いつも弁当手作りじゃん。料理上手いんでしょ? と、言うわけでっ!
俺、立候補しまーす!」

なんて言ったからだ。
ソレにクラスの皆が便乗。

止めてくれ、さっきも言ったけど私の食べる物は四ツ葉が作りたがって作ってくれるんだから。つまりあの毎日の手作り弁当は四ツ葉作だ。
…何て言ったら 彼氏? とか、聞かれそうだから調理係を受け持った。

調理係はやっても良いし、やらなくても良い。やれと言われたからやった、そんな感じ。
私はいつもそうだ。
四ツ葉にも友人(少ないけど)にも…
「Aは自分に対して無関心すぎる!」
と、指摘を受けている。

でも、今回は城田くんに迷惑を掛けたから反省。でも立候補した綿貫くんにも責任はある。
私が生産した丸焦げクッキーが大量に有るからソレをプレゼントして手を打とうじゃないか。ソレぐらいはして良い筈だ。

城田くんにはお詫びに後片付けを全て受け持った。だから、その間にクラスメートに試作品のクッキーを持って行って貰う。片付けぐらいは出来るはず…。

「裁縫係? シンプルに考えて俺だろ!!
良し! 決まり!!」
「っ…」

城田くんのいつもの台詞が急に聞こえてきて驚いて ビクッ… と、なってしまった。
その弾みでシンクに置いてたボウルを肘で押し、落としてしまう。

…そして次に聞こえて来たのはクラスメート達の「待ってました!!」という大きな歓声。又しても ビクッ… となり、次は手に持っていた薄力粉を床に落とし、床が白くなる。

……あぁ、家事って難しいなぁ……

3話 学校にてpart2→←2話 いつもの朝part3



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作者名:キタペン | 作成日時:2018年9月14日 18時

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