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アクションを起こす
と言っても意気地無しの私は特に何も出来ていない
強いて言えば
北先輩の名前をなるべく呼んでいるくらい
『北先輩、ドリンクどうぞ』
北「ありがとう」
もうこの距離に居るだけで今はとても幸せで
汗ばんだその腕、首元、全部が色気で溢れてる
って、何考えてるんだ私
横から“俺にも寄越せ！”なんて
お下品な金髪が来たので一応渡す
みんな本当にバレーしてる時はカッコイイな
角「さっき、北さんの首元見てたでしょ」
『なっ！べ、別に見てないし』
角「ッホ、分かりやす」
北先輩やツムがコート戻ると角名が来た
角名は少し厄介
きっと私が北先輩のことを好いてる事を
１番に気付いたはず
合宿中にもこうやってからかいに来る
律儀に１回は言ってくる
『ほんと、そんなんじゃないから』
角「ふーん。まあ俺はどっちでもいいけど」
ホント何
いちいちこう癇に障るというかムカつくというか
角名を軽く睨んで私はノートを書き始める
それに興味を持ったのか
黙って隣で見ている角名
角「意外と真面目にやってんだ」
『えぇ？だってお手伝いだとしても中途半端は良くないじゃん？力になれるならなりたいなって』
なんだが不服そうな顔をした角名は
北先輩に呼ばれて戻っていった
変な事言ったかな？と思いながら
私は再び聞こえたもの全てをノートに書いていった
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この合宿中に出来たことと言えば
川谷さんとの同盟くらい
あれから進歩は無かった
無いまま終わらせてしまった
川谷さんにまた説教されちゃったりして…
あっちは上手くいったのかなぁ
侑「おい、なにボーッとしてんねん」
『えぇ？別にしてませんけどー？』
侑「弱点ほんま無いなぁ、なんやあの人！」
テンション壊れたのか
合宿の最終日も何事もなく
いつも通りの合宿だったらしい
北「ああ、峰さんちょっといいか」
『あ、はい！』
それぞれの学校から来たバレー部たちも
帰っていた昼過ぎ
北先輩に突然呼ばれた私
北「合宿の手伝いほんまありがとう。かなり助かったわ。んで、誕生日のお礼も兼ねてコレ受け取ってくれるか？」
『え！これって…』
渡されたのはリボンのついたプレゼント
私のためにわざわざ買ってくれたってことですか？
嬉しすぎて少し震えながら受け取る
北「寮に帰ってからのお楽しみやで」
北先輩ってそんなおちゃめな発言するんですか
色々な意味で胸の鼓動が早くなっていく
私、お手伝いして良かった
今回はツムの策略に乗って正解だったみたい
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比奈(プロフ) - Ninonさん» Ninon様：コメントありがとうございます！可愛いと言って貰えて多分喜んでると思います！この2人を見てる限り少し長い話になってしまうかもしれませんが最後までよろしくお願い致します！🦊🖤 (2023年1月29日 10時) (
レス) @page12 id: aff0088c77 (このIDを非表示/違反報告)
Ninon - 北さんと夢主ちゃんがかわいすぎて！応援してます(^^) (2023年1月29日 9時) (レス) @page10 id: 8449700e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むむたろう | 作成日時：2023年1月27日 5時
