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No.384 ページ34
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藤「なに話してたの？」
あ「や、おはよって言われたからおはよって返して……」
藤「ふーん」
しばらく沈黙が続いて、どうしようか悩んじゃう。
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北「おい」
すると太輔さんの後ろから声がした。
北「何やってんだよ」
藤「抱きついてる」
北「わかっけど、離せ」
藤「なんで？」
北「いやなんでじゃなくて。
A困ってんじゃん」
藤「そうなの？」
あ「い、いや……
困ってるというか恥ずかしいというか……」
北「あーもー離れろ……って！」
べりっと私たちの間に割って入ってくる
藤「いい感じだったのに」
頬をぷくっとさせて、太輔さんは階段をおりてった。
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2021年1月6日 22時
