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No.236-F ページ36

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―翌朝―









コンコンッ









藤「A、いる?」









昨日はAの体調が気になっちゃって、あまり寝られなかった。









藤「支度とかできそう?

俺に手伝えることあればやるよ」









まだ寝てるのかな?









でも、もう支度しててもいい時間だし……









藤「……開けるね」









ガチャ









Aの部屋は空っぽだった。









A、どこ行ったんだろ……









端から確認しようと思って、次はタマの部屋をノックした。









でも、無反応。









藤「開けていい?」









一応、確認をしてからドアを開ける。









すると、2人で一人用のベッドに寝てた。









藤「………」









タマに近づいて、ペチッと軽く頭を叩く。









藤「抜け駆けすんなよ」









ぽそっとつぶやいたら、タマがゆっくり目を開けた。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:A.N.JELL | 作成日時:2020年8月4日 23時

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