今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:31,221 hit
小｜中｜大
No.18―あなたside― ページ18
.
―車―
バンッ
藤「このままAさんを家に送ってから俺の家にお願いします」
運転手「承知しました」
あ「ここからなら、藤ヶ谷さんのお家のほうが近いんじゃ…？」
藤「Aが無事に帰ったところを確認してから帰りたいの。
じゃないと心配で眠れなくなっちゃう」
あ「ありがとうございます」
まだ発進してない車内からは、とぼとぼと歩く横尾さんの後ろ姿が見えていた。
運転手「では、向かわせていただきます」
藤「はい」
長い道路をひゅんっと走る車は、すぐに横尾さんを追い越した。
姿が見えなくなって、少ししゅんとしてしまう。
藤「A、疲れちゃった？」
優しく聞きながら、きゅっと手を握ってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年12月30日 22時
