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No.28 ページ28
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Aは、どういうつもりでこんな言葉を俺に言ってる？
まっすぐな視線を向けられたまま言われてるから、そらしたくてもそらせなかった。
好きな人からの、こんな告白みたいな言葉……
無視できるわけない。
あ「北山さん……」
仕事モードじゃないAが、俺に少しずつ近づいてくる。
それから、ソファについた俺の手に
Aの手が重なった。
あ「私、北山さ……」
北「ちょっと待て」
あ「え……？」
北「あ、俺……もう帰んなきゃ」
あ「………」
北「洗濯物干しっぱなしで出てきちゃったんだよな〜笑
……じゃあ、また」
ガチャン
せかせかと、Aの家を出た。
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年7月5日 8時
