あの日の未来へ...

story44　太輔side ページ45

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朝、ちょっと体調は悪かったけど、

まぁ、大丈夫だろうと思って仕事場に来たけど

大丈夫じゃなかったみたい。


高熱で頭クラクラして仕事どころじゃなくなっちゃって

急遽、寮に帰ることになった。


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マネージャーは用事で帰っちゃってたから

渉に車を出してもらって、寮に帰る。


Aに迷惑かけちゃうな。

いや、メンバーみんなもかw


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寮に着いて、車を降りようとしたけど

全然、身体に力が入んねぇ。


結局、渉に部屋までおぶってもらって

連れてきてもらった。


情けねぇな...俺。


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藤「A...ﾊｧﾊｧ...ごめんな...」


あ「気にしないで？」(ﾆｺｯ


そう言って、Aは俺に布団を掛けたり

冷えピタを貼ってくれる。


ホントしっかりしてんな。

ますます好きになんじゃん。


するとAはお粥を作ってくると言って


リビングに降りてった。


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Aがいなくなり、

１人になった部屋でただただ考える。


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なんで俺じゃないんだろ？


なんで北山なんだろ？


北山より先に俺がAと出会ってたら...


Aは俺のものになってた？


Aが俺のもんになる日は来ねぇのかな。


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