あの日の未来へ...

story24　藤ヶ谷side ページ24

あれから、みんなでAちゃんを探し続けた。


...が、全然見つからない。


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Aちゃん、どこまで行ってんの？


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他の奴らがAちゃんを見つけたかもしれない。


そう考えた俺はメンバー１人１人に電話をかける。


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でも、みんな見つからないらしい...。


最後に電話を掛けた相手は北山。


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藤「北山！Aちゃん見つかんねぇんだけどっ！どうしよ、遠くにいっちゃってたらっ！」


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俺がそう言うと北山は平然と答える。


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北「Aなら見つかったよ？今、一緒にいる。」


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は？見つかってんの？


いやいや、だったら連絡くらいするだろ！


それを言うと北山は、


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北「ごめん。忘れてたわ。」


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なんだよそれww


まぁ、この様子だと上手くいったみたいだな。


帰りが遅くならないように伝え、電話を切る。


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で、メンバーみんなに伝え、寮に帰る。


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帰る途中、ずっと考えていた。


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この胸のざわつきの正体を...。


北山とAちゃんが上手くいったと知った瞬間から

ずっと胸がざわざわしてる。


あんま、上手く表現できないけど...。


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北山とAちゃんが寄りを戻したこと


素直に喜べねぇ...。


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なんなんだろう、この気持ち...。


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もしかして...


俺はAちゃんが好きなのか...？


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