あの日の未来へ...

story19　北山side ページ19

Aと俺は高校時代、付き合ってたこと。


でも、Aがいきなり俺の前から姿を消したこと。


その理由がわからない、検討もつかないこと。


そして、俺は今でもAが好きなこと。


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ありのまま、全てを話した。


メンバーはみんな、最後までしっかり聞いてくれた。


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横「だいたいはわかった。まず、泣き止もうか？」


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横尾さんの言葉で気がついた。


俺...泣いてるんだ。


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過去のことが辛いのもあるが、


なにより、みんなの優しさが嬉しかった...。


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それから、みんなでいろいろ考えていた。


これからのこととか...、まぁ、いろいろ。


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気がつくともう9時...。


まだ、Aが帰ってきてない。


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あいつ、どこ行ってんだよ...。


もしかして、もうここに戻ってこないつもりとか...。


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だとしたら...。


そんなの絶対許さない。


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俺らはみんなでAを探すことにした。


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俺が真っ先に向かった場所は...。


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そう。あの想い出の海...


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