私の日常【wrwrd!】 (ページ39)

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#後輩ページ39

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我ながら、

うちの後輩は優秀。

もしくは

単に私の嘘が下手なのか、

どっちにしろ

全部お見通しやった。

“ 俺等は、何があっても先輩の味方ですから。 ”

“ もっと頼ってください。一人で戦おうとしないで。 ”

あれは、

あの目は嘘なんかじゃない。

全部本心だ。

彼は

これから私がしようとしていること、

考えていることにいち早く気づいた。

“ 先輩、馬鹿なこと考えてませんよね。 ”

私を引き止めた腕は

彼らしく無く震えていた気がする。

『 …ありがとう。』

ただ今はそれしか言えなくて。

ふと心配に染まった紫とぶつかった。

『ショッピ君、心配せんでも私、そんなに馬鹿じゃないで。』

syp「あ、いや、」

『私にはちゃんと居場所があるねん。大切な仲間がおる場所が。』

そう言ってショッピ君の肩を組む。

一瞬、目が大きくなったが

すぐに気力の無いいつもの瞳に戻った。

syp「 …そうですね。』

os【 Aちゃん、ショッピ君、今どこ？？そろそろパーティーお開きになるらしいねんけど、一緒におるん？？】

『あー、ごめんごめん。ちょっと話しとった。ショッピ君と一緒におるよー。すぐ行く。』

os【待っとるよ～。】

『ショッピ君、はよ行こ。置いてかれるで。』

syp「あ、そっちちゃいます。」

『こっちか。』

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