私の日常【wrwrd!】 (ページ37)

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#刺客ページ37

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ut「ほんまにしてくれても良かったのにー。」

『死んでもいらん。』

インカムで連絡してから数秒。

ゾムから速攻で連絡が入った。

zm【中庭におったやつ捕まえたで。】

ut「え！？早っ！！」

『よし、行こう。』

ut「いや切り替え！」

後ろで喚いてる大先生を放って

ゾムが待つ中庭へ。

そこにはゾムとショッピ君の他に

グルッペン、オスマンの姿もあった。

『あら？グルさんとマンちゃんもおるやん。』

gr「うちの大事なやつらが狙われてたって聞いたからどんなやつやと思って。」

os「まあ、パーティーに参加してるのはうちだけじゃないから多少席を外しても問題ないめう。」

ut「んで、どいつなん？」

zm「こいつ。」

そう言って

ゾムの後ろから出てきたのは

髪の長い少女。

『子ども…？』

ut「え、ゾムさん間違えてるんちゃう？」

zm「いや、ちゃんと銃持っとったし、間違いなくこいつやで。」

gr「 …お前、どこの手下だ。」

「 …。」

ut「グルちゃん、もうちょっと聞き方があるやろ。」

gr「大事な仲間が狙われてたんや、慈悲など無い。」

『 …。』

syp「 …先輩？」

ショッピ君の呼びかけを無視して

座り込む少女の前で目線を合わせる。

そして少女にしか聞こえないように

話しかける。

『 …α やな。』

「っ！」

『狙いは私やろ。』

「 …、」

この反応。

間違いない。

でもどうする…？

zm「 A？」

『 …ん？』

zm「何かわかったん？」

αと口にすれば

彼らはきっと

全力で一緒に戦ってくれる。

でも

これ以上

彼らに頼ってはいられない。

自分で解決しなきゃ。

私の問題なんだ。

『いや、気のせいやったみたい。とりあえず、このインカムは没収するね。』

そう言って少女からインカムを没収。

このタイプのインカムは間違いない。

α国のものだ。

α国が

また私を探してる。

…嫌な予感って

当たるもんなんよね。

．