冨岡先生を押し倒してしまった件について。

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『 ……ん 』





あれ、いつの間に寝てたんだろう.





確か職員室に行って冨岡先生に反省文を出そうとして……





『 反省文！ 』





勢いよく起き上がった.





「 反省文なら読んだ 」



『 ……え？ 』





顔を横に向けると、腕と足を組みながら、
ベッドの横にある椅子に座る冨岡先生がいた.





『 と、と、冨岡先生…！ 』










はぁ、とため息をつくと
「 宇髄の前でぶっ倒れたらしい. 」と伝えてきた.





そういえば宇髄先生に冨岡先生いるか聞いたんだっけ…

そのあと意識無くなって…





『 すみません… 』


「 謝るのは俺じゃなくて宇髄だろ.ここまで運んでくれたんだ.」


『 はい 』





あとで宇髄先生に謝らないと…、運んでくれたお礼も.















『 ……あ…、先生さっき反省文読んだと仰ってましたよね…？ 』



「 ああ、勝手だが、カバンから出した 」





マジすか先生、



さすがに女子高生のカバン勝手に触っちゃダメでしょう.




まぁ、仕方ないか…










「 反省文は良しとする 」



『 …ありがとうございます』





よかった、頑張った甲斐ある.















「 けど、これで終わるとか思ってないだろうな？ 」



『 …… はい？ 』










「 これから、1ヶ月俺に従え. 」










口の端を上げ、不敵に笑う先生の顔は



これまでに感じたことこない恐怖を覚えた.










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