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突き付けられた現実-3 ページ20

だって、いままで、この香りは

一度もAちゃんからは、

したことなかったじゃないか…


目が見えていなかったときの

俺の事がわからない。


それは恐怖でしかなかった…



玉森「ねぇ…Aちゃん、
今日はいつもと…香水違うんだね…」


震える声でそうたずねていた。


A「うん。本当はね
裕太君にプレゼントしてもらったの
つけようかと思ったんだけど…
今日だけは、これで…。ごめんね?」


玉森「それ…今日だけなの?昔もつけてたの?」


A「あ、嫌な香りだったらごめんなさい…。
うんそうだね、
以前はつけてたんだけど…
今日は久しぶりかな?
裕太君がいるから大丈夫かなって思って」

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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年4月17日 0時

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