【ジョジョ】最高の素材 (ページ8)

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親友ページ8

手がガクンと揺れ茶葉が一気にティーカップに入る
康「ああ露伴先生！入れすぎですよ！」

「な､なんでそう思うんだい､康一くん…」

戸惑いを隠せない露伴が康一にそう問うと疑問を抱いたような声で答えた

康「いやあ露伴先生っていつも割と落ち着いてるのにAさんの前だと動揺してるっていうかいつもと違う感じがして…当たってましたか？」

興味津々で問いかけてくる康一に露伴が顔を抑えた

「…僕がAを好きだったら変かい？」
振り絞った声で言う露伴に康一はなんとなく察しがつく

康「全然変じゃあないですよ！僕だって由花子さんとお付き合いしてるし…むしろ露伴先生が恋してるなら僕応援します！」
「そうか君山岸由花子と付き合ってたんだな」

康「そうですよ､最初は僕由花子さんのこと全然知らなかったし目にも入れてなかったんです。

でも由花子さんが告白してくれたおかげで意識するようになったし､ちょっと色々あったけど

徐々に由花子さんって綺麗だな…とか思い始めて
気づいたら僕も由花子さんのこと好きになってたんです」

少しずつ照れながらも話す康一の話を露伴は真剣に聞いた

康「だから露伴先生もちょっとずつでもアタックしたらAさんも意識してくれますよ！僕が言うのもなんですけど露伴先生ならきっと出来ますよ！！」

そんな康一の言葉に少なからず露伴には勇気が沸いた

「あぁ…ありがとう康一くん君は本当に最高の親友だよ」
康「あはは…照れますよ…」

そんな会話をしながら2人はA達の所へ向かった

。。。。

デッサンが始まり数分たった時億泰が声をあげた

億「俺こういうひとつの事に集中すんの嫌いなんだよォ〜なぁ仗助なんかして遊ぼうぜェ〜」
仗「おいおい億泰まだ5分もしてないぜ？俺の顔はどうしたんだよ」

億「それは描けたぜェほら見てみろよ」
仗「なぁ俺こんな顔じゃあねぇよもっとカッピョイイ顔してんだろ〜！」

Aはうるさいアイツらの会話を耳に通しながらふふと笑い僕の顔を見る

ちょうどAの顔を観察していた時に見るもんだから目が合う

目が合うとAは吹き出しそうになりながら笑う

「どうした？僕の顔に何かついてる？」
『いえ…ふふなんか先生凄く真剣な顔してて何だか面白くて』

「そんなに僕の顔が面白いのかい？」
冗談交じりで言うとAも笑いながら言う

『違いますって〜笑なんだか先生可愛い』

君の方が可愛いよ