ショック ページ4
『岸辺先生の漫画ってそんなに有名なんですか?』
「あぁ、僕の漫画は今日のジャンプにも連載されるよ1度でも読んでみたらどうだい?」
『読んでみたいけどやっぱ1話目から読んだ方が面白いですよね〜』
「君、やっぱり見込みがあるよ」
仗「なんでちゃっかり露伴も一緒に帰ってんだよォ」
「なんだい僕がいるとそんなに嫌なのか?」
康「まぁまぁ…じゃあ僕家こっちだから!みんなバイバイ!」
仗「じゃあな〜康一〜ってか俺らもそろそろ帰んないと億泰行こうぜ」
億「A1人で帰れんのかァ?」
『うん、昨日来たばっかりだけど大丈夫だよ!
朝来る時道覚えたし、2人とも気をつけてね!』
仗「おうまた明日な〜」
億「なんかあったらすぐ行くぜェ〜!」
仗助と億泰が見えなくなるまで手を振るA
…友達にはとことん尽くすタイプだな
桜井くんがくるっと振り返ると髪とスカートが少し揺れ夕日に照らされ綺麗に見える
別に彼女を恋愛的な目で見ているわけではない
ただ綺麗だったのは確かだ
『岸辺先生の家はどちらなんですか?』
「いや君を送ってから帰るからいいよ、昨日来たばかりなんだろう?」
『大丈夫ですよこれでも一人暮らししてるんです!根気は他の女の子より強いですよ!』
あぁ知ってるよなんて言えないが彼女は目を細めて笑った、可愛いな
「え?」
『どうしたんですか?』
今僕は彼女のことを"可愛い"と思ったのか?この岸辺露伴が会ったばかりの女をまるで恋する男かの様に可愛いと…
おいおいおいおい!今僕はさっき彼女に恋をしたのかッ?!この岸辺露伴が5歳も年下の高校生に恋?!
…いやこれはある意味好都合だな
この経験を漫画にしよう。それが良い
『大丈夫ですか?岸辺先生さっきからずっと固まってますけど…』
「あぁ大丈夫だ君の家はどっちだ?いくら根気があろうと女性が1人で帰るのはあまりよろしくないからな」
『岸辺先生って優しいんですね、なんかほっとします』
心臓がドクンッと高鳴る
これは完全に恋だ。間違いない
ふぅー落ち着け…顔に熱が集まってるこの顔を彼女に見られるわけにはいかない
「なら僕が君の心の拠り所になってあげるさ
仗助達に出来ない話だって僕が聞いてやる
だから僕の話も聞いてくれよ」
何を言ってるんだ僕は…
『なんか岸辺先生ってお母さんみたい!』
「え」
ほっとするって"母親みたいな安心感"ってことだったのかよ、かなりショックだぞ…
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磯貝に食べられそうな金魚(プロフ) - 薬…あれ……?はっ…まさか…! (2023年4月19日 20時) (レス) @page19 id: 28e7d0c472 (このIDを非表示/違反報告)
名無し83708号(プロフ) - りんご酢さん» ありがとうございます!! (2022年3月29日 21時) (レス) @page9 id: 40d30d1a25 (このIDを非表示/違反報告)
りんご酢(プロフ) - めっちゃ好きです〜! (2022年3月29日 20時) (レス) @page24 id: de690abae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遊子 | 作成日時:2022年3月22日 3時