【ジョジョ】最高の素材

可愛い罵声 ページ14

露伴side






ドアに寄りかかり顔を隠すA
隠れきれてない耳が顔の赤さを表明していた


「なぁAどうなんだい？」

顔を近づけ囁くとAは『うわあああ！』と叫び


『露伴先生の意地悪！スカタン！性格悪い！漫画家！』
とAなりの罵声を僕に浴びせながら胸板をボカスカ殴った


力も弱く未だ顔を赤くして怒っているAが可愛くて仕方ない。いっそのこと食べてしまいたいよ
そう思うくらいAの行動は愛らしく僕の心を撃ち抜いていく


僕は思う

自意識過剰なのかもしれないと思ったが確信した


"Aは僕のことが好きだ"


"両思い"だということを

Aにバレないよう上を向き口角が上がるの手でを抑える


露伴は今の高揚感と幸せで有頂天になっていた


でも決して露伴は告白などしない


露伴は自分の悪知恵に驚いた


このままAの様子を見よう

僕が好きなら何かしら面白いことをするだろうと





もうAは露伴の素材ではなく


癒しを与える"最高の彼女"として変化していたのだ

最高の彼女→←恋心玉砕

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