今日も好き。ｰRen.Nｰ

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してやったりって顔の永瀬くん

せめて先輩とか付けない？私絶対先輩と思われてないよね？ムッとするから無視しとこう






『あ、ねえ。岸付き合ってほしいんだけど』

永「は？」

岸「え？」






なんかシーンってなったんだけどなんで？
みんなわちゃわちゃ話してたじゃん






『学校の近くにショッピングモール出来たじゃん？そこ付き合ってほしいの！』

永「お前さ、肝心な一言足りへんねん！」

岸「…はぁ。別にいいけど」






永瀬くんにはお前と言われて少しキレられて、

岸には盛大な溜息をつかれて、

自分で言うのもあれだけど可哀想じゃない？






『関西弁で怒んないでよ！怖いから！』

永「知らんわ。Aのせいやん」

『なんで私のせいなのよ！てか、A先輩ね？』

永「あーうるさ」






この生意気な子なんとかならないかな？

もうこの子の面倒見るのは平野くんしか無理じゃない？と思い平野くんに助けを…って、






『…何笑ってんの』

平「いや。廉との絡み面白くて(笑)」

『ちょ、紗莉まで笑ってるし！』

紗「だって面白いんだもん(笑)」

岸「なあ！これ美味いよ！」






相変わらずマイペースな岸もだけど、

平野くんの独特な笑い方と紗莉と笑い声で思わず私もつられそうになるのを堪える






『岸の1口』

岸「ん。」

『美味しい！私のも食べる？』

岸「いいの？」

『これくれいでいい？』

岸「そんなちょっとで味分かんねぇわ！」






あーーもうほんと腹筋割れる(笑)






『ほいっ』

岸「…んーAのも美味い！」






目を瞑って笑顔でほんとに美味しそうに食べるからこっちまで幸せな気分になる

・・斜め前からの威圧がすごいけど






『なに？』

永「…アホらし。トイレ行ってくるわ」






永瀬くんは窓側だった為、退いて退いてと先輩2人を軽く扱う

・・これ平野くんと岸だから許してもらえてるようなもんだよ永瀬くん。






平「れーん！トイレそっちゃうで！」






平野くんの中々の声量がファミレスに響き渡り、永瀬くんは恥ずかしくなったのか






永「っ！うるさいわ。分かってるし！」






Uターンしてトイレへ向かう永瀬くん

耳まで赤くして






紗「永瀬くんってもしかしてツンデレ？」

『多分そうだね』






ツンデレって言ってもデレの部分滅多に見れないけどね









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