私の仕事 ページ43
北山さんsaid
兄「…」
なんでなにも言わないんだ？
なにも言わないけど、圧が…
渉「夏唯？大丈夫…？」
兄「何を言っている。大丈夫じゃないのは妹だろう」
よこーさん、精一杯の気遣いなのに…w
二「…ミツ。あれだれ」
めちゃくちゃ小さい声でコソコソ聞いてくる二階堂。
すげえ怯えてんじゃんw
北「あの人はn「Aの兄だ」ひえっ！！」
お兄様がこっちを見ないで答えた。
こわぁ。
てか、聞こえてたの？
地獄耳…！！
二「Aのお兄さん…わったーの同級生ですか？」
おい二階堂！！
変に話しかけるんじゃない！
何かあっても遅いぞ！！
兄「ああ。お前は渉のメンバーか？」
答えた！？
うそん。塩対応なの俺だけ？
二「はい、そうです！A…さんとは仲良くさせてもらってます！」
兄「そうか。名前は？」
二「二階堂高嗣ですっ！」
兄「ふむ。俺は夏唯だ。慕ってくれて構わない。頭を上げろ」
二「はぁいっ！」
うわあ、オレ様だぁ…
玉「夏唯さんっ、来たんすか！！」
兄「ああ。…渉、聞きたいことがあるんだろう？」
聞きたいこと…
渉「…うん。Aちゃんのこと」
藤「えっ？何聞くの？」
千「まさか、楽屋で話したやつ…？
横「…まあ、そんなとこだけど」
兄「…話す。これから一緒に住むんだろう？両親も今はいないから好都合だしな」
両親がいないから好都合？
これから話されたお兄様の話は俺たちが考えていたものよりも大きく悲しいものだった。
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作者名：苺パンダ | 作成日時：2020年3月12日 20時
