04.後輩組 ページ6
ci「あーー、ねっむ…ショッピが起こしてくれんかったら俺ずっと寝てたわ……」
syp「遅くまで何してたらそんななるんや……」
ci「俺新人やからなぁ。はよ他の人らに近付かんと、戦術とかの勉強しとったんや」
syp「…見た目に反して真面目やな」
食堂での騒動が始まる数分前、中々起きて来ない新人チーノを引き連れ、ショッピ達はゆったりと食堂へと向かっていた。
すると食堂方面から走って来る一人のメイド。そしてそのままチーノの胸に飛び込んだのだ。
ci「あ！A！？ちょ、どしたん！？」
syp「…(この人は確か、アリスさんの専属メイド…。あんま話したことないけど)…いや、待て。チーノ知り合い？」
ci「え、うん。幼馴染。Aの方が一個上やけどな。じゃなくて！そんなこと後でええねん！A、A、そんな震えとるだけじゃ分からんって。何があったん…？」
A、と呼ばれたメイドがバッと勢いよく顔を上げる。彼女は顔を真っ赤にして震えており、薄っすらと目に水の膜を張っていた。
するとチーノからﾌﾟﾂﾝｯと、何かが切れる音がした。目からハイライトが消え、先程までの焦りは嘘のように、一周回って冷静になっていた。
ci「…A、誰に、何を、どういう風に言われたか、詳しく教えてもらってもええ？いや、俺新人やし？あんま強いこと言えへんけど…な？」
syp「ちょ、チーノ…？め、メイドさんも、はよなんか喋って下さい。チーノが怖いんで」
貴「…の、ろう……す…」
「「？？？」」
貴「なんやあのクソ犬供…！？あんな躾が足りとらん犬(人間)初めて見たわ…！あのシャオロンとかコネシマとか…あぁ、毎日香水の匂いが変わる鬱とかいう野郎供は敬意を表するに値しない！！○す…絶対ェ許さん、○してやる…復讐してやる…！あんな奴ら、アリスに相応しくない…！」
どうやら悲しみで震え泣いているのではなく、怒りで震え泣いていたみたいだ。
それを聞いた二人はあまりの豹変さに一瞬ポカンとし、しかしチーノはすぐさま戻り、ニッコリと笑った。ｲﾔ- ｲｲｴｶﾞｵﾃﾞｽﾈ!!!!
ci「A、確かにその三人やんな？」
貴「当たぼうよ！室内なのに赤いニット帽！キャンキャンうっさい金髪！煙草と香水臭い奴！私が間違える訳ないやん！」
ci「ショッピ？コネシマさんも関わっとるんなら、お前にも協力してもらうで？」
syp「あ、あぁ、うん……。すみません、Aさん…」
その日ショッピは初めて新人の逆鱗に触れた。
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ゆきな(プロフ) - 煽りの呼吸笑笑 (2019年12月27日 22時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
にあ - ミーシャ強しww 、、好きです頑張ってください！ (2019年9月7日 20時) (レス) id: 0a6c0fb42c (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - ミーシャちゃん夢主ちゃんのなかでどうなってんのww (2019年9月6日 20時) (レス) id: 98934c9ea5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 推しが…可愛すぎる… いや、推しだけじゃなく全員可愛い…これからも頑張って下さい！ (2019年9月4日 19時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - はぁ〜、ニヤケがとまらん。すき...(語彙力) (2019年9月1日 18時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉ねぎ | 作成日時：2019年8月17日 3時
