22.神出鬼没のメイド様 ページ26
ミーシャを探すべく、まずは中庭の井戸へと向かう。しかしそこにはぶちまけられた水と空っぽのバケツしかなかった。
つまり、ミーシャは何者かに攫われた…？いや、脅された、と考えた方が良いかもしれない。じゃあ誰に？最近この国と敵対している…先日コネさん達が行った国…『アートルム国』
今二人はほぼ動けない状態、
ゾムさんは別任務で此処には居ない、
グルさんとトンさんは多分部屋に篭って作戦会議、
マンちゃんとらんらんは同盟国へ外交、
ショッピ君とチー君は城下に見回り、
鬱先生はガバ整理、ロボロは監視カメラ……、
エミさんは今日は大学に講義、ぺ神は医務室、兄さんは帰って来てない……。
貴「今警備がくっそ薄い…？っ！まさか！ミーシャ！ヴィオラ！！！！」
これが本当ならやばい。
兵士が訓練室からこの特別医務室の場所に来るには多少時間がかかる。
私は中庭の監視カメラに向かって思い切り手を振る。ロボロが何事か気付いてくれるだろうと、一縷の望みに賭けて。
私はメイド服の裾をエプロンのボタンにかける。あれだ、某あくまで執事のドジっ子メイドみたいなメイド服を想像してくれ！あれ便利よね！
だいぶ走りやすくなり、私はダッシュで特別医務室へと向かった。
ﾓﾌﾞA「案内ご苦労、メイド…」
mch「ﾋｯ…ごめ、ヴィオラ…コネシマさま…私……」
vi「ミーシャ！…「待て！動くな！」…っ、離して下さいシャオロン様！というか怪我人なんですから、じっとしてて下さいまし！」
Aの思惑通り、ミーシャは敵国のスパイ(ﾓﾌﾞA)に脅され、特別医務室へと案内してしまっていた。
ヴィオラは未だ眠り続けるコネシマを背に、また目覚めたばかりのシャオロンはそんなヴィオラを押し退け守ろうと構える。しかし傷は癒えておらず、苦しそうだ。
ﾓﾌﾞA「よくも俺の部下をコケにしてくれたな…今此処で留めをさしてやる！！……が、まずは冥土の土産にこいつを始末させてもらう！！！！」
男が短剣をミーシャの胸に振り下ろす。
ヴィオラは顔を蒼褪め、シャオロンは近くにあったランプを持ち上げ阻止しようとするも間に合わない。
もうダメだと目を瞑る……が、
貴「冥土の土産にメイドをってか？くっだんねぇなぁオイ！！！！」
銀色がダクトから現れ、男の腕に果物ナイフを突き刺したのだ。
「「A！！！…そのギャグは…」」
貴「ごめん！私もそれはないって思った！」
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ゆきな(プロフ) - 煽りの呼吸笑笑 (2019年12月27日 22時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
にあ - ミーシャ強しww 、、好きです頑張ってください！ (2019年9月7日 20時) (レス) id: 0a6c0fb42c (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - ミーシャちゃん夢主ちゃんのなかでどうなってんのww (2019年9月6日 20時) (レス) id: 98934c9ea5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 推しが…可愛すぎる… いや、推しだけじゃなく全員可愛い…これからも頑張って下さい！ (2019年9月4日 19時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - はぁ〜、ニヤケがとまらん。すき...(語彙力) (2019年9月1日 18時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉ねぎ | 作成日時：2019年8月17日 3時
