終 ページ27
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ジャ「契約が成立した、みたい」
エ「―――はぁっっ？？！！」
ジャ「なんか変な感じはしてたんやけど、確信がなくて。今タツと顔合わせたらはっきりしたわ」
エ「何を？なんで？？」
ジャ「なんでやろ、なあ？」
エ「こっちが聞いとんねん！！」
契約が成立するような状況がどっかにあったか？
タツの方をギラっと睨むと、たじろんだ顔のまま固まる。
エ「お前、この前ここで何したか思い出せ」
睨まれていることに耐えられなくなったのか、タツは微妙に斜め上に視線を逸らして話しだした。
忠「ええと、エースが出て行ってから、その、、、」
忠(だって、吸血鬼やって言うたから。前同じようになった時も血を口ん中に入れたって言うてたし)
忠(エースもどうしたらええか教えてくれんかったし、俺にできることなんて、その、それくらいしかないし)
忠「俺の血を、ジャッキーの口に入れた」
エ「それだけやったら契約は成立しないはずや。なんかお前のもん犠牲にしたか？」
忠(俺のもん…？)
エ「ジャッキー助けるために、何か失ったか、奪われたか」
忠(ウシナッタ、ウバワレタ、ウシナッタ、ウバワレタ…)
ト「たつ、どうやって血あげたん？」
忠「…口で」
ト「もしかして、ファーストキスやったぁ？？」
トッポがそう言った途端、タツは真っ赤になって崩れ落ちた。
忠(エ、なに？なに？なんでわかんの？ていうかケイヤクって何？？)
…まじか。
えー、契約ってそんな概念みたいなので成立すんのかいな。反則。
こんなのもう、どうしようもないやん。
タツをおさえたまま天を仰いだ俺を見て、みんなニヤニヤ笑っている。
もちろんジャッキーも。
おなじみの八重歯が、完全復活してきらっと光る。
アーセナルが横でヘラヘラ笑って言った。
ア「あきらめろエース。―――これが運命や」
Fin
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きりん虫(プロフ) - You∞さん» You∞さんコメントありがとうございます！D.D.最高でしたね！そしてあの金と白のお衣装、御髪、、、！最後までお付き合い頂きありがとうございました！ (12月2日 6時) (
レス) id: 3c36dba7b1 (このIDを非表示/違反報告)
You∞(プロフ) - アーセナルの最後の一言にすべてを持っていかれました…ありがとうアーセナル、大好きだ。すっかりめっきり浮気お嬢さんな私ですが、ベスアのD.D.ポーズに爆笑できたので大満足です。最後になりましたが、とても素敵な作品をありがとうございました。 (12月1日 16時) (レス) id: ef0b5894b5 (このIDを非表示/違反報告)
きりん虫(プロフ) - ブルームーンさん» ブルームーンさん！お付き合いいただきこちらこそありがとうございました！ (11月26日 6時) (レス) id: 3c36dba7b1 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - ナンデくん、最高で最強の運命の… アーセナルの最後の一言、ああ、大好き☆ありがとうございました♪ (11月25日 9時) (レス) id: a475b78d7e (このIDを非表示/違反報告)
きりん虫(プロフ) - You∞さん» You∞さんコメントありがとうございます！私もちょっと妄想したよ5人のD.Dw (11月25日 6時) (レス) id: 5053440cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん虫
| 作成日時：2020年11月12日 9時
