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私の言葉に二宮さんの耳が真っ赤になっていくのが見えた。
表情では変わらないけれど白い肌の耳が真っ赤に染まっていたのだ。
(あ……もしかして照れてる？)
「え、照れてます？ホントのことなのに？」
「いやぁ……Aちゃんってなんてストレートなんだよ……ありがとうって言えばいいのかな、大好きな子に言われたら嬉しいよ」
そんなことを頭をポリポリと掻きながらはにかむその可愛らしい笑顔は……ズルいですよ、二宮さん。
「おかしいですね、なんか褒め合ってて。フフフ」
「だね、擽ったい」
そのまま甘い空気を纏った二人は自然に近付いて……唇が触れた。
「ん……っ」
触れたくて、手を伸ばして耳朶に触れれば、二宮さんの指が私の額に触れた。
そのまま首に手を回せば二宮さんが、私の腰を引く。暫く角度を変えて口付ければとろりと、気持ちが溶けていく
もっとアナタの近くへ行きたい。と、思ったあたりで身体が離れると二宮さんが私を抱き上げて、ゆっくり倒された。
そのまま……二人でベッドに寝転ぶ。
横向きに抱き合い、腕の中にいると二宮さんが肩口に顔をうずめてきた。
「どうやったら安心するかなぁ」
「疑ってはないですよ？ただ卑屈なんです……だから、ゆっくりわからせてください」
ただ信じられない弱い自分なだけだ。だけど、変えたいのだ。折角結んだ縁だから
「何回でも伝えるよ……だってこんなに好きだーって思えるのは後にも先にもAちゃんしか居ないって思うから」
嬉しいセリフを聞きながら温もりのせいか、緊張から遠のいていた眠気が一気にやってきた。
「うん……教えて……」
「ん？あれ、眠いのかって寝ちゃった？あー可愛いなぁ……ぁぁ、若干辛いけど……おーい、Aちゃーん……」
呼ばれているのは聞こえていたけれどそのまま心地よい声に包まれて眠りの世界の扉を開けた。
(二宮さん……好きです……)
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咲詩(さきうた)(プロフ) - はるちさん» はるちさん。コメント有難うございます！甘いだけのお話がやはり書けない咲詩、現れました←……ここから2曲がり？！ほどある予定です……楽しみと言っていただけて嬉しいです！！(T_T) (2019年10月23日 8時) (
レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるち(プロフ) - 甘々だった展開が動いてきましたね…。どうなっていくのか楽しみです。 (2019年10月19日 5時) (レス) id: 041d0ce1ae (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - 橘花さん» 橘花ちゃんコメントレス遅くなってごめんね！(´∀｀*)ｳﾌﾌ、ねぇ彼が引っ掻き回してくれるかなー、どうなるか今分岐点なんだよー。いつもありがとう！ (2019年9月16日 21時) (レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
橘花(プロフ) - 夏休みって時間があるようなないような。。バタバタしてたよ〜…やっと終わったね！そして潤くんが波を立てそうな予感ですね…。どこまでも咲ちゃんのお話読みたいです♪明日も彼らを見れる、穏やかな毎日に感謝だね…！彼らの、咲ちゃんの明日も明るくなりますように！ (2019年9月4日 17時) (レス) id: c96c7aeb8a (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - はるちさん» はるちさん。ありがとう御座います！ふふ、甘いですよぇ暑くて怠くてグダグダ仕事してる私の頭の中で……こんなことを二人はしております笑読み返して頂けているなんて、幸せです、ありがとう御座います！ (2019年8月21日 8時) (レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2019年7月7日 21時
