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って……
ちょっと！私、頭が混乱してたの？
お風呂でしょ？
え？女友だちと入るわけじゃないよ？
と、入ろうとして気付いた。何を安堵してるのよ私！
お風呂ってつまり……
ここで服を脱ぐ？
和也くんの前で？え？と、戸惑っていると
「どうしたのーAちゃん、ほら入ろーよー」
外から呼ばれた。
部屋に付いていたのは森に面した半露天風呂で、屋根はついているが半分は外になっているので、森からの風が抜けていてとても気持ちが良い……のだが……
覗き込めば、すでに服を脱いで白いお湯に浸かっている和也くんが見えて心臓が跳ねる。
細いのに、腕はやっぱり逞しいんだ……なんて見ちゃう自分にも引いてしまう。
「気持ちいいよー！」
なんてニコニコしているけれど……
いやいや！裸になるだけでだいぶハードルが高いのですが！
「あの、和也くん……流石に恥ずかしいから無理……」
そう伝えると和也も気づいたらしい。
「あっと……まぁそうか、そうだよねぇ」
まさか気付かなかったわけではないわよね、気遣い屋さんなのだから
「最近男としか風呂行ってなかったから失念した」
「……わけないよね？」
「バレてる……それと……下心あったごめん。大丈夫見ないよ。後ろ向いとくからおいで？」
そんな風に素直に言われたら……子どもじゃないしと、観念した。
「わかった。行きますね？」
掛け湯をしてからサササと湯船に入り込み、いいよ、と声をかけると和也くんがくるりと振り返った。
しっかり肩まで入っているから見えない筈だけれどやっぱり恥ずかしい……
「気持ちいいね」
少し離れた所でニコニコする和也くんに緊張してしまう。
なるべく離れてみたけど、そんなには広くないわけで……
近づくと肌が触れそうで困るから素直に呟く。
「はい。でもやっぱり恥ずかしいです」
直視できないなんて思っていると、和也くんが少し近づいてきて頭を柔らかい触れ方で撫でてきた。
「Aちゃん可愛いねホントに……」
そんな甘い声で微笑んだら反則です！顔が引き攣っちゃいますよ和也くん……
そのままお湯の中に顔を埋めたいくらい恥ずかしい。
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咲詩(さきうた)(プロフ) - はるちさん» はるちさん。コメント有難うございます！甘いだけのお話がやはり書けない咲詩、現れました←……ここから2曲がり？！ほどある予定です……楽しみと言っていただけて嬉しいです！！(T_T) (2019年10月23日 8時) (
レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるち(プロフ) - 甘々だった展開が動いてきましたね…。どうなっていくのか楽しみです。 (2019年10月19日 5時) (レス) id: 041d0ce1ae (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - 橘花さん» 橘花ちゃんコメントレス遅くなってごめんね！(´∀｀*)ｳﾌﾌ、ねぇ彼が引っ掻き回してくれるかなー、どうなるか今分岐点なんだよー。いつもありがとう！ (2019年9月16日 21時) (レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
橘花(プロフ) - 夏休みって時間があるようなないような。。バタバタしてたよ〜…やっと終わったね！そして潤くんが波を立てそうな予感ですね…。どこまでも咲ちゃんのお話読みたいです♪明日も彼らを見れる、穏やかな毎日に感謝だね…！彼らの、咲ちゃんの明日も明るくなりますように！ (2019年9月4日 17時) (レス) id: c96c7aeb8a (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - はるちさん» はるちさん。ありがとう御座います！ふふ、甘いですよぇ暑くて怠くてグダグダ仕事してる私の頭の中で……こんなことを二人はしております笑読み返して頂けているなんて、幸せです、ありがとう御座います！ (2019年8月21日 8時) (レス) id: 2be9ef90a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2019年7月7日 21時
