黄橙ーバレバレValentine�� ページ34
※前作とは関係ありません。
バレンタインの別バージョンとしてご覧下さい。
「黄」『橙』
橙side
――――――――
『俺らの年代でさ、バレンタインにチョコ渡す人おるんかな！？』
「あぁ、どうなんやろぉね〜。けどさ、普通にもらって、家に帰った時に手作りってわかったら嬉しいよな！」
『…手作り…あ、そうやな！……うん。うれしいな！！』
あの時、俺はちゃんと反応できてたやろうか。少しだけ、変な間ぁになったかもしれんな。
ここだけの話な、俺、淳太くんのこと好きなんよ！メンバーとか、相方とか、そんなん全部通り越して大好きやねん！
けど、気持ちは伝えれんまま、ズルズルとここまできちゃってる。言えるわけないやん。嫌われたくないもん。
けど、さっきのラジオで話しててさ、少しだけ。少しだけやで！
気持ち伝えたなっとる自分がおる。言葉にはせんでも、淳太くんなら気づいてくれる！受け入れてくれる！
なんて、
俺ワガママよな。
深夜ラジオから3日後。
バレンタイン当日。
この仕事してるから、現場のスタッフさんとかにもらうことはあんねん。それだけやけど、心なしかメンバーもちょっとソワソワしとる。男って単純よな。
「照史ー？どうしたん？」
『ううん！なんでもないよ！』
そうゆう俺は、別の意味でソワソワ。
いや、ドキドキしとる。
コレ…どうしようかなぁ。
そう考えながら、もうみんな帰っちゃった楽屋に1人。テーブルに小箱を出して見つめてた。
あのラジオの後、何を思ったか作ってもうてん。あの人が食べてきた高級チョコには到底かなわんけど、少しでも、美味しいと思ってもらえるはずのチョコを。
スタッフ「あ！よかった！桐山さんいらっしゃった！！」
『あ、お疲れさまですぅー』
スタ「お疲れ様です！あの、これ！今日バレンタインなので！」
『あ、いっつも気ぃつこうてもろうてすんません！』
スタ「いえ！あの、中間さんは…」
『あ、今別のスタッフさんに呼ばれてて』
スタ「あ、そうですか！あの、こっちは中間さんの分なので、渡して貰えますか？」
『あ、いいっすよ！』
スタ「ありがとうございます！」
そう言って頭を下げた子は笑顔で楽屋を出ていった。
俺の手元には、小箱が3個になった。
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マロン(プロフ) - キリアイさん» はーい (2021年3月15日 8時) (
レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - マロンさん» マロン様、いつもありがとうございます！赤橙作品を更新していますのでご覧ください！また、�い婆磴辰討い覯�橙のリクエストですが、今回と展開が同じなので、期間を空けて書こうと思いますので、暫くお待ちくださいね。 (2021年3月14日 21時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - (名前)リーヌさん» リーヌ様、遅くなりましたが、リクエスト作品を更新させていただきました。お時間ある時に覗いてやってください！黄桃の初カプ作品となりました。イメージにあっていれば良いのですが…(--;) (2021年3月14日 10時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - (名前ユキさん» ユキ様、お待たせいたしました。頂いたリクエスト作品を新しいところでupしていますので、お時間ある時にのぞいてみてくださいね！ (2021年3月6日 18時) (レス) id: d3e17129ce (このIDを非表示/違反報告)
ナナイロ(プロフ) - 私はかみしげが大好きです！夫婦みたいな、双子みたいな距離感や何も言わなくてもわかりあえているところが大好きです！なので、かみしげの話を書いてほしいです！！ (2021年3月6日 18時) (レス) id: e8246d4427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリアイ | 作成日時：2021年1月1日 17時
