32.私は… ページ34
夢主side
私は今迄敵を作らないよう、上手く人と接してきた。
そんな私も今とても焦っている。
今日は何方の組織に所属するのかを決める日だから。
何方の組織も私達に優しく接してくれた。
其れにしおちゃんも楽しそうにしていた。
私は、何方を選ぶべきなんだろう…。
「Aちゃん、そろそろ行く時間だよ」
太宰さんに呼ばれ、しおちゃんの手を引き社員寮を出た。
途中敦君に複雑な表情で見られた。
私は敵を作りたくない。
しおちゃんに危険が及ぶ事は極力避けたい。
しおちゃんは何方が良いんだろう…。
『森さん、失礼します』
何時もより重く感じるドアを開けると。
『福沢さん?』
居ないはずの人がいた。
いや、大事な日だし居てもおかしくないか。
「何方にするか決めたかね?」
「何方にしても君の意見を尊重しよう」
私が中に入り、二人の前に立つと優しく云った。
しおちゃんは不思議そうに前を見ている。
私がしっかりしなくちゃ。
そう思い息を吸い込む。
『私は…』
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らおらお(プロフ) - 好きです。読み続けたくなる。 (2019年4月3日 17時) (レス) id: ee472e7980 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - 一つ小説の話としては、最初のしおちゃんがいないシーンですが、さとちゃんならもっと焦ってて、太宰さんの言葉もすぐ切り上げてどっかいってしまう位の子だと思われますよ〜!(でもそしたら文ストとの関わりが無くなるのか?) (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - そもそもさとちゃん自体がいない…?何方にせよ、ハピシュガが大好きな身としてはあまり好ましくない設定なので、今一度設定を見直して頂くか、類似設定の別物(異能の名前を変えて、しおちゃんは別の名前の女の子にするなど)していただけると幸いです。 (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - あの、3話までしか読んでないのでその後の設定に関わる様なら申し訳無いんですけど、さとちゃんが夢主と成り代わってる時点でそれってもうハピシュガの設定を借りただけの別物ではないですか…?これだとキャラ崩壊以前の問題の様な気がします。 (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - 最近ハッピーシュガーライフのアニメを見てたのでコラボ作品を見つけてテンションが上がりました!とても面白くて好きです!これからどうなっていくのか楽しみです、更新頑張ってください!^^ (2018年9月12日 17時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiri | 作成日時:2018年9月7日 23時