にわ。 ページ2
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？？「ごめん、もうちょっとトス低くお願いできる？」
？？「あ、はぁい！分かりましたぁっ！」
そんな声が聞こえてくる、ユースの練習場所。
私がユースに入ってからだいぶ時間が経った。
そろそろ慣れてきたかなぁ……。
？？「お、Aー！」
「……？あっ、香月だ〜！」
美灯香月。
ここに来てから初めて出来た同年代の友達。
年上ばかりで不安だったから嬉しかったなぁ。
香月「もう慣れた？って言っても、あたしも同じ時期に来たんだけどね！」
？？「ちょっと美灯っ！おれのタオル持ってったでしょ！」
アハハッという香月の笑い声を遮るように聞こえてくる声と共に体育館の扉が荒々しく開く。
バンッという激しい音を響かせ、主将である
？？「ごめんなさい、早瀬さん！」
香月「あれー、暁じゃん。遅かったねー」
と、更にケラケラと笑う香月。
そんな香月を睨みながらこっちに近づいてくる暁奏楽。
奏楽「……おっ。Aちゃーん！」
先程までの怖い顔は消え去り、周りに花畑が見えそうなほどの笑顔を振り撒いて私に抱き着いてくる。
……ただ、やっぱり身長差がある為、息が苦しくなる。
可愛い顔してるクセに、身長は185cmと高く、力も無駄に強い。
んん、辛い。
香月「あーかーつーきー？Aが苦しそうにしてるでしょ！」
私を引っ張り抱き締め、奏楽と言い合いを始める香月。
二人の関係は、ただのクラスメイト……だった気がする。
ただのクラスメイトなのに何でこんなに仲良いのか疑問だけどさ〜。
「英に会いた〜い……」
香月の腕の中で小さく呟く。
英不足で辛い。
私のその言葉が聞こえたのか、奏楽が顔を歪めたのが角度的に丁度見えた。
奏楽「ねぇ、何であんな奴選んだの？絶対後悔するよ、これだけは断言できる。今からでもおれにしようよ」
「んー。私が選んだんだし〜、後悔してもそれで良いかな〜」
なるようになれ〜って感じ〜。
そう付け加えると、悲しそうに目を伏せて香月からタオルを受け取り、おれは言ったからねと一言溢して体育館を出ていった。
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霧雨-きりさめ-(プロフ) - キラリさん» 僕も好きですありがとうございます！！← 更新ペースとってものろまですけど応援されたので頑張ります(真顔)← コメントありがとうございました！ (2019年3月28日 21時) (
レス) id: 8bd0fccc40 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - 好きです！笑。頑張って下さい！応援してます！ (2019年3月28日 1時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨-きりさめ-(プロフ) - まっちゃオレさん» ああああぁ……！神じゃないですけどありがとうございます！！更新ペースは遅いですけど頑張ります……！ (2019年2月1日 22時) (レス) id: 8bd0fccc40 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃオレ(プロフ) - 文才神!!更新頑張って下さい！ (2019年2月1日 1時) (レス) id: 0ccaee81a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雨さん | 作成日時：2019年1月8日 1時
