透明３ ページ4
するとゾムとかいう奴が
僕の本を取り上げ、顔を覗き込んだ
zm「いやぁ〜シッマは見る目あるなぁ〜！燃えるのもわかるわぁ」
目が合うとゾムは
獲物を狙うかのような目つきをしていた
俺もすかさず睨み返す
rbr「な、なぁ…嫌がっとるやん。やめたってもええんやない？」
kn「ロボロは黙っとれ！ゾム！これはグルッペンに報告やで？おもろい奴いるってな！」
は…？グルッペン…？
此奴ら…生徒会の知り合いか？
なら此奴ら、生徒会になる奴らか！
生徒会長に目を付けられるとか
死んでも嫌だ…
『ﾁｯ…何勝手に話進めてんだよ…！』
僕は勢い良く立ち上がり
クラスの生徒の目が僕に向けられる
僕は目の前にいたコネシマの襟を掴んだ
それにコネシマの表情が歪む
コネシマを掴んでいる手をゾムが掴んだ
僕はそれに驚き
反射的にコネシマから手を離した
『っ…僕に触るな！』
ゾムを睨むと
奴は一言言った
zm「すまんなぁ…取り敢えず、今日は引くわ！」
ゾムは少し目を見開いているコネシマと
こちらをチラチラ見るロボロを連れ
自分の席へ戻って行った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
今日は入学式で終わりな為
下校している
今日の事があり
あの三人以外の奴らからは
これから先、話し掛けられないだろう
まぁ、好都合だった
だが、あの三人だ
生徒会と嫌でも関わることになる気がする
そう思うと吐き気がした
急いで帰路をつく
家に着き、迎えてくれたレイに何も言わず
トイレへ直行する
『ぅ…おぇ…』
朝食は消化されたからか
胃液しか出ない
気持ち悪い、気持ち悪い
昼食も食べる気が出ず
部屋に行き、布団へ潜る
そこへレイもやって来て、隣で丸くなった
喉をゴロゴロ鳴らしている
『レイ…ごめんな…僕がこんな奴で…お前だけは幸せにするから…』
レイを撫でる手を止め
僕は瞼を閉じた
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志麻セン寄りのcrew - いえいえお役にたてたなら良かったです！！ (2019年6月13日 7時) (
レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - 志麻セン寄りのcrewさん» はっ！間違ってました！教えていただき、ありがとうございます！！う (2019年6月13日 7時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - 透明0男は僕にいつも処理させられたなんですけど僕は男にいつも処理させられたじゃないですか？ (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他2人 | 作成日時：2019年6月3日 3時
