透明４５ ページ46
夏休みだ
僕にとっては嬉しいことだけど
初めて少し寂しいと思ったことがある
彼らに会えないことだ
初めて仲良くしてもらえた
初めて心を開くことが出来た
…まだ話してない事がいっぱいあるけれど
今日から夏休みだった
何故か朝からレイがソワソワしている
よく分からないけど…
とりあえず可愛がってあげる
朝食を食べた後
もうそろそろ買出しに行かなければ
ならないことに気づいた
…買い溜めしてたんだけどな
直ぐに食材が無くなる
パソコン買ってインターネットで
とも思ったけれど
宅急便の人と話したくなくて
ネット注文は控えていた
買いに行く為に
ラフな格好(と言っても男装)になり
準備をして、出ようとした頃だった
ピンポーン
突然なった玄関のチャイム
人が来ることが無い、というか
人を招かない僕は
心臓が飛び出そうなほど驚いた
…このまま出ないでいるのは
何も変わらない為
とりあえず玄関を開けることにした
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
身構えて扉を開ければ
「お、やっぱおったやん！」
そこに居たのはシャオロンとだった
制服とは違う普段着で涼しげな格好だった
てっきり他の人かと思っていたから
ホッとした
『…どうしたんだ？』
sya「特に何もないんやけどな〜暇やったからA誘ってどっか行くかって」
zm「他の奴ら、皆して何かあるらしくてな？……あれ、どっか行くん？」
僕の格好に気づいたゾムが
不思議そうに聞いてきた
『うん。食料の買い出しに行こうと思って…』
zm「…手伝おか？」
『え、でも…』
sya「ええねんええねん！手伝うって。どこ行くん？」
『近くのスーパーだけど…』
sya「おっしゃ行くぞ！」
…ありがたいけど
ぼくの買い物なんかに時間を潰して
いいのだろうか
そんなことを考えつつ
彼らと共にスーパーへ向かった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
道中
zm「そういや思ったんやけど…聞いてもええ？」
少し眉をひそめて、ゾムが聞いてきた
『うん』
zm「Aってバイトも何もしてへんよな？生活費どうなってるん？」
シャオロンも気になるらしく
僕の方を見て、首を傾げていた
まぁ…言ってなかったし…
普通に生活してるから気になるよな
『僕の実家のおじいちゃんが…僕の為…孫の為にお金を貯めてたんだ。とんでもない桁のお金をね』
それに驚いた二人は
目を見開いていた
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志麻セン寄りのcrew - いえいえお役にたてたなら良かったです！！ (2019年6月13日 7時) (
レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - 志麻セン寄りのcrewさん» はっ！間違ってました！教えていただき、ありがとうございます！！う (2019年6月13日 7時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - 透明0男は僕にいつも処理させられたなんですけど僕は男にいつも処理させられたじゃないですか？ (2019年6月13日 7時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他2人 | 作成日時：2019年6月3日 3時
