【星のカービィ】ボクの冒険 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,664 hit

Friends wearing crown ページ10

このふねを、なおしてくれないかな？

くなんのすえに、なおした。

あのどらごんを、やっつけちゃって！

友達だから、答えた。

「…ついに手に入れた」
その結果がこれだ。

この…

「嘘つき！」
「…嘘つき…？何ソレ。信じてる、みたいに言わないでクレナイ？」
「だって本当に信じてるんだもん！キミとボクは友達だって、話したじゃないか！」
「友達…友達、カ。」
少し考え込んだようにうつむいたキミは、すぐ顔を上げて笑った。

「【利用】してただけダヨォ」

「【利用】…？」
「うん、【利用】。まさかこ～んなに早く使える人…いや、お人よしカナ？に出会えるなんて！」
「お人よしって…」
「ン？本当のことを言ったまでダヨ？」
「Ｎａ」
「ナトリウム？急に科学の勉強しないでくれる？」
「そっちこそ、地味に図形の勉強させるのやめて」
「やだヨォ」
…なんか、こいつと戦いしてると集中力が欠ける…

「とにかく、君には消えてもらうヨォ」
「…！」
地面からとげが生えた。慌ててよけたが、すこし頬にかすった。

「痛っ…！」
「あれあれ？今までよけられた攻撃が当たってるヨ？」
「うるさい…」
頬をこする。見ると、手に紅いものがついている。
「…」
「ほら、早くしないと次が来るヨォ」

よける。あたる。

よける。あたる。

こうげき。あたらない。

こうげき。あたらない。

ひょうじされる、ＧＡＭＥＯＶＥＲのもじ。

つづけるをおして、またたたかう。
きみは、まいかいまいかいあうたびに、同じ言葉をくりかえす。
同じ言葉を、まるで初めて会ったかのように。