【星のカービィ】ボクの冒険 (ページ6)

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結晶と堕天と妖精とページ6

「お願い、私の星を救って!」

赤いリボンを付けた妖精は言う。

「いいよ!」

ボクは答える。

途中で出会った、仲間３人と共に。

あいつと会うとは知らずに…

「っしゃぁ正二十面体(ミラクルマター)撃破ぁ!」
「まさか一年かけるとは思いませんでしたね…」(実話)
「これでＯＫかな？じゃあ女王に会おう!」

「わぁ、倒してくれたんですか!?ありがとうございます！」
「いや…当然のことだよ」
少し照れながら言う。
「これで………っ！？」
「え！？」
クリスタルから光が出てきた。それが女王めがけて発射される。
「！危ない!」
ボクはその間に入る。…でも間に合わない!
「…あと少しだったのに」
ボソッと女王がつぶやいたのが聞こえた。それは女王のものとは思えない、暗い声だった。
「女王!」
「女王様！」
女王に光が当たった。ボクとリボンは叫んだ。

「…ふ…フフフ…」

「…女王…？」

「アハハ…ハハハハハハハハ」

「…女王、様…？」

「また会ったな、カービィ」

すると、女王から黒い影が出てきた。

「しかし邪魔はさせない。あの時と同じ２対１だがな」

その影は、上へ上へと昇って、見えなくなった…と思いきや、空に広がっていった。
「カービィさん!行きましょう!」
「うん！」

倒れてしまった女王はほかの妖精たちに任せ、僕らはその影へ向かった。

「ここからは、高度が高すぎる…」
絵描きがつぶやく。
「ここにジャンプ台みたいなのがあるな。ただ、結構力が要りそうだ」
大王が言う。するともう一人の仲間が言った。
「…リボンとカービィ、僕らの代わりに行ってきて!」
「!?でも、もし僕が死んじゃったらキミらはここに取り残されちゃう…」
「大丈夫、ペンキは少ししかないけど、トマトくらいは描ける」
絵描きが言う。
「アドレーヌ…」
「じゃあ俺はジャンプ台を起動させる。」
大王が言う。
「デデデ…」
「ボクは何もできない。でも見送りはしたい!」
「ワドルディ…ごめんね、みんな」
「何に謝ることがあるんだよ～!」
「全部お前のおかげだろ、カービィ」
「そうだよ！だから…」

ジャンプ台にのる。リボンがいるか確認して…

「「「行って来い、カービィ!」」」