42日目 ページ22
.
Aの記憶は少しずつ、少しずつ消えていった。
だけど、僕のことは覚えていてくれた。
JN「今日はなんの日だと思う?」
「えーっと………な、なんの日?」
JN「ふふ、今日はAの誕生日!」
「え、今日誕生日なの!?
わーい」
JN「お誕生日おめでとうA。
愛してる」
「おっぱ…………」
涙を流して頰を濡らしてる君を、
抱きしめることができないのは
すごく、苦しい
Dr.「ソクジンさん、お話が…」
JN「あ、はい。
A、ごめんね。すぐ戻ってくるから」
「うん………。」
僕は先生の後に続いて病室を出た。
Dr.「……実は、月に一度だけ、
防護服を着てAさんに会うことが可能になりました」
JN「え………ほ、ほんとですか?」
Dr,「会うといってもほんの数分ですが…」
JN「今、いまやらせてください」
Dr,「わかりました。ではこちらへ。」
僕は先生に連れられ
防護服やアルコールやいろいろさせられ
目の前に白い部屋があった。
防護服はビニールのようなもので
体全体を覆っていた。
顔には透明のビニールで
温もりも感じそうにできなかった。
でも、とにかく。Aを抱きしめたかった。
僕は意を決して白い部屋に足を踏み入れた。
.
221人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ る ぱ か(プロフ) - たたろんちーの。さん» あああ泣かないでくださいぃ(><)(><) こんなお話に感動してくださって本当に嬉しいです…!頑張ります!ありがとうございます^ ^ (2018年8月18日 13時) (レス) id: f6b3fd9afa (このIDを非表示/違反報告)
たたろんちーの。 - あ、あれ?目から雨が…(泣)ジンニム…うう…これ親の前で読んでて泣いてたら何泣いてんのって言われました…これからも頑張ってください…(泣) (2018年8月17日 20時) (レス) id: 095122a28b (このIDを非表示/違反報告)
あ る ぱ か(プロフ) - ちょこまろん。さん» ありがとうございます!私もジンペンなので同ペンの方に喜んでいただけて嬉しい限りです泣 最後はまあジンくんはずっと夢を見ていたかもしれません…でもそれも彼女の夢だったり?…まあ世にも奇妙な物語のような感じでループですね笑語彙力ないです!ごめんなさい泣 (2018年4月7日 19時) (レス) id: f6b3fd9afa (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまろん。(プロフ) - とてもいいお話でしたっ!ジン推しなのでこの作品を見れて良かったです(≧∀≦) ジンに愛されたい...← 最後はどういうことなんだろう?理解力がない私には難しいw (2018年4月7日 19時) (レス) id: f9a144eec5 (このIDを非表示/違反報告)
あ る ぱ か(プロフ) - りんさん» まさか主人公が病気だったのはジンくんの夢……?だったり笑 最後はご想像にお任せいたします笑 (2018年2月8日 3時) (レス) id: f6b3fd9afa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あ る ぱ か | 作成日時:2017年10月17日 16時