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櫻井side
気がつくと、自分のベッドで横たわっていた。
体を起こすと、ベッドにもたれかかって力尽きたように眠っている四人がいた。
Ｓ「...おーい？」
とりあえず一番近くにいた雅紀の肩を叩く。
Ａ「...？！翔ちゃん目ぇ覚めた！？」
キョロキョロしたかと思うと、バッチリ俺と目を合わせてそう大声で叫んだ。
Ｓ「え、うん...？」
突然のことに驚いていると、
ＮＯ「「じょおぢゃん！！！？」」
Ｓ「ぐえっ！」
鼻声の和と智くんが突進して抱きついてきた。
二人分のパワーとあまりの勢いに変な声が出た...。
Ｍ「...しょおくん？起きたの！？」
普段は寝起きが悪い潤まで駆け寄ってきたので、聞いてみた。
Ｓ「...みんなどうしたの？」
四人とも固まってしまった。なにかまずいこと言ったか？
Ｍ「...覚えてないの？」
Ｓ「え？ああ...なんだっけ、俺倒れた感じ？また迷惑かけたよね、ごめん...。」
四人は顔を見合わせると、改めて俺に向き直った。
そして智くんが口を開く。
Ｏ「あのね、翔くん体調悪くて倒れちゃったの。
...でも俺らのせいなんだよ、俺らみんな翔くんが体調悪いの知ってたのに、イライラしてて無視して...。
翔くんが倒れるまで...アタマ冷えなくて...。
だから、あの...」
そしてまた四人で目を合わせると、
「「「「ごめんなさい！」」」」
と言った。
俺は、ビックリして固まってしまった。
...なんてね。
Ｓ「ふふっ...ははははは！みんなそんな必死になんないでよ。」
Ｍ「翔くん...？」
突然笑い出した俺に、逆に固まった四人。
Ｓ「...ごめんごめん。全部覚えてるよ。
別に許さないとも言ってないのにみんな必死だからさ、つい笑っちゃって。」
そう笑って見せるも、
Ｎ「このばかぁ！！」
和に再びお腹に抱きつかれ、泣かれてしまった。
俺の作り笑顔も歪む。
Ｎ「強がんないで...こういうときくらい、素直になってよ...！」
体を締め付けてくる温もりで、隠していた気持ちがこぼれてしまう。
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橙空(プロフ) - ritsuさん» すみません、返信遅くなりました！コメントありがとうございます(*´-`)楽しみにしていていただけているようで、嬉しいです。これからも更新頑張ります！ (2018年9月22日 8時) (
レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ritsu(プロフ) - はじめまして。いつも楽しみに読ませて貰っています。続き楽しみにしていました！翔くんが皆になんて言うのか、すごく楽しみです＼(^o^)／ (2018年9月11日 17時) (レス) id: 52872926f5 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - ちょこさん» リクエストしてくださりありがとうございました！ちょこさんのアイデアのリクエストで、楽しくこの小説を書くことができています！更新が遅いですが、きちんと書ききるつもりなので、頑張ります！ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 遅れてしまってすみません、あのときリクエストさせていただいたちょこです！リクエストを書いてくださり、本当にありがとうございます！いつも楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください、応援してます！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 41ca308e38 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - moaiさん» コメントありがとうございます！更新が不安定になってしまっていて申し訳ありません...。頑張ります！ (2018年7月31日 12時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橙空 | 作成日時：2018年4月16日 22時
