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相葉side
何か考えるより先に、翔ちゃんに駆け寄った。
Ａ「翔ちゃん、聞こえる？」
だらんと下げられた手を握ると、その熱さに冷や汗が垂れる。
翔ちゃんの額に触れると、やはりかなり熱かった。
Ａ「これはかなり熱高いよな...。」
呼び掛けても、僅かに声を発するだけ。
Ａ「なんでここまでひどく...あっ...」
口に出して気がついた。
翔ちゃんは昨日、体調が悪いと彼らしくもなく俺に助けを求めてきて、けどそれを俺は...。
Ａ「ご、ごめっ、翔ちゃん！」
俺じゃダメだ。
俺の専門は骨折とかの怪我系、高熱には対処できない。
Ａ「ごめん...ごめんねっ...。」
ずっとそれしか言えなくて、そのくせ何故か俺が泣いたりして。
誰かを呼ぶことも考えられず、その場から動けないでいた。
Ｍ「...雅紀？」
長い時間のように感じたけど、多分実際は相当短かったと思う。
背後から声がして、やっと意識がはっきりとした。
Ａ「潤っ、翔ちゃんのこと助けてっ...！」
潤は、ボロボロと泣きながら振り向いた俺に一瞬ぎょっとしたような表情を見せたが、その先で動けない翔ちゃんを見て、また驚いた顔を見せた。
俺が振り向いた先にいた潤のさらに後ろに、大野さんとニノも硬直していた。
Ｍ「ちょ、雅紀、翔くんなんでこんな..！？」
Ａ「わかんない...けど、一昨日から具合悪かったみたいで...。
なのに、俺、疲れてるからとかいって、なにもしてあげなかったっ...。」
そう言うと、潤の顔はみるみる青くなっていく。
Ｍ「一昨日...？じゃああのとき...嘘だろ...。」
Ａ「...どうしたの。」
Ｍ「...昨日さ、俺、翔くんが頼って来ないようにしちゃった...。」
Ａ「どういうこと？」
Ｏ「...俺のせいだ...。」
大野さんがそういった。
うつむいたその表情は確認できないが、手足は震えていた。
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橙空(プロフ) - ritsuさん» すみません、返信遅くなりました！コメントありがとうございます(*´-`)楽しみにしていていただけているようで、嬉しいです。これからも更新頑張ります！ (2018年9月22日 8時) (
レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ritsu(プロフ) - はじめまして。いつも楽しみに読ませて貰っています。続き楽しみにしていました！翔くんが皆になんて言うのか、すごく楽しみです＼(^o^)／ (2018年9月11日 17時) (レス) id: 52872926f5 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - ちょこさん» リクエストしてくださりありがとうございました！ちょこさんのアイデアのリクエストで、楽しくこの小説を書くことができています！更新が遅いですが、きちんと書ききるつもりなので、頑張ります！ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 遅れてしまってすみません、あのときリクエストさせていただいたちょこです！リクエストを書いてくださり、本当にありがとうございます！いつも楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください、応援してます！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 41ca308e38 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - moaiさん» コメントありがとうございます！更新が不安定になってしまっていて申し訳ありません...。頑張ります！ (2018年7月31日 12時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橙空 | 作成日時：2018年4月16日 22時
