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相葉side
「あいつらね、
持病があるの。」
「持病…ですか？」
持病…あのこたちが？
そんな小さい頃から入院してなきゃならないほど…？
すぐに彼らの顔が浮かんだけど、信じられなかった。
「そう、心臓のね。
二人とも先天性の同じやつ。
生死に関わる発作が起きることも何度かあった。」
「治療、できないんですか？
…あと、あの子たちのご家族は…。」
ちょっと怖くなって聞いてみたけど、
所長さんは笑って答えてくれた。
「家族はちゃんといるし、愛されてるよ。
でもあんまり会わない。
あいつら自身があまり会いたがってないんだよね、
家族と過ごす時間があまりに少なかったから。
完治は残念ながらできないんだよ。
もうやれるとこまで治療した。」
「そうだったんですか…。
学校とかは…？」
「所属はしてるの、
調子いい日は行ってるよ。
あいつら成績いいしね。」
「…でね、おいらが相葉くんを呼んだのは、
分野の違う医者を増やしてうちに来てくれる患者さんを増やすため。
そして、あいつらをちゃんと見てるため。」
所長さんの声のトーンが下がる。
「あいつらね、
体弱くてよく体調も崩すんだよね。
しかもおいらも潤も忙しくていないときに。
でも隠そうとするんだよ、
心配かけたくないとか言って。
こっちとしては言ってくれない方が心配なんだよなあ。」
「俺らが忙しい事に気を使って体調崩されるなんて、
医者として悔しい。
どんだけ隠そうとしたって俺らは内科医なんだからわかるんだけどさ、
最近あいつら演技力が上がってきてるんだよ…。」
潤もため息をついた。
…お互いに相手のためを思ってるのに、
うまく噛み合わないのかなあ。
そう思うとなんだかほっとけなくて。
「…わかりました。
それならお手伝いします。
でも、とりあえず1週間ですから！」
そう言うと、二人はパッと明るい顔になった。
「相葉くんならそう言ってくれると思ってた！
じゃあ改めてよろしくお願いしまーす。」
やっぱ所長さん、軽いなあ…。
「それじゃあ早速なんだけど明日の朝、
6時起きね！
朝食作り手伝ってもらうよ！」
「え！？6時！？いくらなんでも早いよ潤…。」
「いいから！」
「ええ〜。」
…これが、昨日の晩の話。
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真優(プロフ) - 橙空さん» ご返信ありがとうございます！ぜひともよろしくお願いします(_ _) (2017年12月5日 22時) (
レス) id: 7fedf0ac7a (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - 真優さん» 早速のリクエストありがとうございます！すごく細かくリクエストしていただいてとても考えやすいです。なるべく早く書こうと思いますので、少々お待ちください！ (2017年12月5日 15時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
真優(プロフ) - →翔くんは(発作を起こし)既に意識を失っていて回復してからも暫く目が覚めない(でも治って欲しいです！！) 。他のメンバーの絡みなどを全く考えてなかったので、橙空さんのお考えにお任せします！よろしくお願いしますm(*_ _)m (2017年12月5日 11時) (レス) id: 7fedf0ac7a (このIDを非表示/違反報告)
真優(プロフ) - →軽傷だった和也くんは翔くんを探すけれど見つからなくて、先に病院へ運ばれたのかと思って病院へ向かう。病院で翔くんがいないことに気づくと、救急隊？によって翔くんが運ばれてくるのが見える。→ (2017年12月5日 11時) (レス) id: 7fedf0ac7a (このIDを非表示/違反報告)
真優(プロフ) - →事故系が好きなので、その路線でお願いします！翔くんと和也くん2人で、買い物から帰る途中でバスに乗る。そのバスが大きな事故を起こしてしまい、翔くんは座席の下とか見つけられにくい場所に飛ばされる。→ (2017年12月5日 11時) (レス) id: 7fedf0ac7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橙空 | 作成日時：2017年9月11日 9時
