香り 3 ページ3
楽side
飲みに来たのは俺の気に入っている居酒屋だった
それぞれの酒が来ると乾杯と言う声とグラスのぶつかるチリンという景気のいい音が響いた
『ふは〜あ〜美味し〜♪』
大和「相変わらずいい店知ってるな〜さすがTRIGGER」
楽「最近こういう穴場を探すのにはまっててな」
龍「流石だね楽、いいお店じゃないか」
『お料理も絶品ですね！』
楽「だろ？」
しばらく飲みながら話していると
紡「Aお姉ちゃんちょっと飲み過ぎだよ」
『ん〜い〜の、きょうはたくしゃんのむの〜！』
紡「明日起きれなくなっちゃうでしょ！」
楽「見事に潰れてんな」
龍「はははっ可愛いなぁ」
大和「ほ〜ら先輩方を困らせないよ〜Aちゃん」
『やら〜！』
可愛すぎる……
楽「しょうがねぇから俺が見ててやるよ、紡、龍が飲み過ぎねぇように見張っててくれ」
紡「分かりました、すみません楽さん…」
風に当たらせて少しでも酔いを覚まさせるためにAを連れて店の前の公園で休ませた
楽「ほらそこ座れ」
ん〜、と言いながら大人しく座るあたりまだ自我はあるのだろう
楽「大丈夫か？」
『ふぁい…』
楽「ふっ…なんだよふぁいって」
俺が困ったように笑うとAもふにゃっと笑った
楽「星…綺麗だな…」
隣から聞こえてくるのは静かな寝息
楽「寝ちまったか……
A……好きだ……」
肩に寄りかからせてAの頭を撫でる
どこから見ても綺麗な女性
今まで出会ったどの女優よりモデルより綺麗だと思う
楽「俺は……とことん弱い男だよ
直接言えたらどれだけいいか……」
俺はAに上着をかけてやり、店内に戻り二階堂にAを任せた
楽「二階堂、A寝ちまったからあと頼むわ上着は今度でいいって伝えといてくれ」
大和「りょーかい、帰るのか？八乙女足ないだろ？どうすんだよ」
楽「あぁこの距離なら歩いて帰るよ飲酒運転はしたくないからな」
姉鷺「龍は任せて、あたしが責任もって送るわ」
楽「あぁ頼む、おつかれ」
三月「気をつけろよ〜！」
相変わらず和泉兄は面倒見がいいなと笑いながら後ろ手に手を振っておく
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作者のHikaひかりです大っっ変遅くなりました！！
矛盾点が見つかりましたので変更させていただきます！
ただ私もバイトなどで遅れることがございます
御容赦願いますよう申し上げます
皆様に楽しく読んでいただけるよう作者も試行錯誤しております
ご理解の程よろしくお願い申し上げます
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作者名：Hikaひかり | 作成日時：2019年2月2日 23時
