【募集企画】東方幻想記録物語9巻

you are not alone 剣城 ページ43

ーと・・・

「私・・・じゃないでしょ。」

光の鳩尾に突き刺さる拳。早月のものだった。

「え・・・」
「確かに光は許せないわ・・・でも私はね・・・自分ばかりを犠牲にする人が一番嫌いなのよ！」
「早月ちゃん・・・」

「その通りデス！」

後退りする光に追い打ちをかけるように弾幕を放つ虚。
光はそれをバリアを展開して防御する。

「ワタシも・・・谷ちゃんと一緒デス・・・！頼りないかもしれませんガ・・・ワタシも居ます！」
「虚ちゃん・・・！」

「忘却「忘らるる者たちよ」！」

記もスペルカードで援護する。

「忘れた・・・？私も巻き込みなさいって言ったの。私は少なくとも、あなたのことを友達だと思ってるからね！」
「記ちゃん・・・！」

「そういう事だ、被華。」
剣城が被華の隣に立つ。

「行こうぜ、被華。」
「・・・うん、剣城！」
剣城と被華が光へと突っ込んで行く。




「・・・すまない、皆。こういう時に役に立てなくて。」

影がポツリと呟く。

「良いのよ。十分影は役に立ってくれたわ。」

影をフォローする紫。

「それよりも・・・今は彼女たちを信じましょう。」

紫は戦闘中の被華たちの方を向く。

「・・・被華、剣城、早月、虚、記・・・今の幻想郷の希望は貴方たちよ。頼むわ・・・！」


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今回で急展開をしてしまいました・・・
問題があれば教えてください。

能ある悪魔は弱いふりをする　影→←最終形態 剣城

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