【募集企画】東方幻想記録物語9巻

その者はどれだけの実力が　被華 ページ33

はーあ・・・
こういう時に来るとか、空気読めよなマジでえ。
まあ・・・
立ちふさがるなら、倒すだけなんだけど。

「予定変更っ！剣城は幽香を取り戻して！虚ちゃんと早月ちゃんは早苗を、記ちゃんはレイマリ
　を、大変だけどお願いっ！私は光(こっち)を対処するから！」

指示を出し、光の方に向き直る。しかし、その瞬間、光が笑みを浮かべた。

「お前ら、やりなさい！」

身構えるよりも先にー、人形達が動いた。

「邨千阜【縲仙ｹｻ諠ｳ縺ｨ蟷ｻ諠ｳ繧堤ｹ九＄荳肴€晁ｭｰ縺ｪ邨千阜縲�】」

「あ！？何て！？」

霊夢がスペルを唱えた、その時だった。

ヴォン

それぞれの足元に、穴が開く。

そして、落ちてゆく・・・

「・・・あー」

そういうことか。
私たちの場所をばらけさせて、手助けできなくするってことだ。
そして、その直前に早苗がスペルを唱えたんだろう。
操られた1，2，3面ボスたちが、こっちに向かって飛んでくる。

ボンッ

「なあ被華・・・大丈夫か？この量。いくらお前でも・・・」

「んー？影か。大丈夫だよ・・・



















私の敵じゃない」

タッ

力強く踏み込むと同時に、空高くに飛び上がった私は・・・

「反則【心眼で見る鬼畜弾幕】」

あは、何もないと思ってる。
でもさぁ・・・

「本当は・・・あるんじゃないの？」

バババッ！

何もないところから現れた色とりどりの弾幕が、そこにいた者たちを吹き飛ばす。

「さーて・・・」

バッ

「私の敵は光！あんただけだ！」

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