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命蓮寺、マミゾウの部屋 剣城 ページ21

「マミゾウさん、緊急事態なんだ!何かセーラー服のよくわかんねえ奴が人里で・・・!」
「落ち着け少年、今は被華を何とかするのが先じゃ。取り敢えずお主らはそこで休んでおれ。」

慌てる剣城をマミゾウは落ち着かせる。
4人はマミゾウの部屋に入り、マミゾウは被華をベッドで横にさせた。

「あの・・・この子は・・・被華さんは大丈夫なんですか・・・?」
「心配するな、魔力放出で気を失っとるだけじゃ。」

早月は被華を心配の目で見つめる。

「あの、なんか、ワタシたち・・・この人をやったんですけど・・・そしたら・・・」

虚が一緒に運んできた雫を指差しながら言う。彼女もパニック状態のようだ。

「分かっておる。取り敢えず今慌ててもよい事はない。今は休め。」

そんな虚を落ち着かせるマミゾウ。

「じゃが・・・こやつは・・・。」

マミゾウが訝し気に雫を見る。と、

「今回の異変の元凶の一人ってヤツよ。そいつは。」

マミゾウの部屋にもう一人入って来た。千歌である。

「おう千歌、お前も来たんだな。」
「まーね、それよりコイツ、ケッコー辛そうだったケド?」
「つ・・辛そうってどういう?」

剣城の質問に千歌は「う〜ん」と考える

「・・・何となくかな?」

千歌の素頓狂な答えにポカ〜ンとなる一同。剣城に至ってはずっこけていた。
その反応に笑ってしまう千歌。

「アハハハハ!ウケる、つるちゃんの反応!」
「つるちゃん!?」

剣城のまさかの呼び方に本人がビックリする。

「まあそれより、コイツ、あたしに任せていい?」
「え?あなたが?」

思わぬ申し出に驚く幽香。

「ま、コイツを何とかしたいって思ったのはあたしだし、任しちゃって。」
「・・・分かった。こやつはお主に任せよう。」

マミゾウの返答に「イエス!マム!」と胸を叩く千歌。

「さて・・・。」

そう言うとマミゾウは眠っている被華の方を向く。

「被華が起きるまでは、取り敢えず待機じゃな。その間・・・」

マミゾウは5人に向き直る。

「この異変の黒幕、"影"について、知ってる限りを話そうか・・・。」

超絶美人狸説明中 マミゾウ→←遊びじゃねえんだ 被華



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フウ(プロフ) - 更新しました (2022年8月2日 9時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 一次的にアクセスできませんって出ました・・・ (2022年8月2日 8時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新します。少し設定変えます。 (2022年8月2日 8時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
うp主こと東方好き死神まお(プロフ) - 記念すべき10巻目!作っておきます! (2022年7月10日 17時) (レス) @page50 id: f03e2072c0 (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新しました。 (2022年7月10日 2時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2022年4月20日 17時

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