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守りたい"世界" 剣城 ページ18

剣城は、目の前の急展開についていけなかった。

雫の攻撃により吹き飛んだ剣城と幽香、そんな時に出現した二人の女性、そして、その二人は奇襲とコンビネーションにより雫を制圧したのである。

「まじかよおい・・・!」
「あっという間に制圧しちゃったわね。」

感嘆の声を漏らす二人。
そんな時だった。"もう一人"、現れたのである。
黒い長髪に黒いセーラー服の少女が、雫を制圧した二人の前に現れた。

「何だ・・・!?」
「・・・明らかにヤバそうな雰囲気ね・・・。」

警戒態勢に入る二人。
―――そして、そのセーラー服の少女は、正面に構えた手から、白いエネルギーを弾けさせた。

「「なっ・・・・!」」

驚く二人。が、二人は速かった

「合わせなさい!剣城!」
「分かってらあ!!!」

幽香は左手に持った傘を前方に構え、剣城は右腰にビームランチャーを構える。
傘の先端、そしてランチャーの銃口からはエネルギーが迸っていた。

「どけえええええええ!お前らアアアアアア!」

剣城は二人の女性に叫ぶ。瞬間、二人の女性はその場を離れた。
セーラー服の少女からは、白いエネルギーの塊が広がりつつある。
―――が、早かったのはこの2人であった。

「射撃!ウインド・・・バスタアアアアアアア!」
「元祖!マスター・・・スパアアアアアアアク!」

二人の武器から、極太のレーザーが放たれる。
レーザーはエネルギーの塊にぶつかり、そして・・・

――――爆ぜた。

「「「くうううっ・・・!!」」」

爆風に耐える二人の女性、そして千歌。
エネルギーの塊は爆発を起こし・・・そして、消えた。

「・・・俺と幽香の合体技、名付けて、『風花・ツインバスタースパーク』・・・ってね。」
「どこぞのウイングなのよそれ。」

そして、爆煙が晴れる。
その周辺にはクレーターが出来、中心にはセーラー服の少女が立っていた。
その眼に、確かな怒りの感情を宿して・・・。

「・・・邪魔を・・・しないで・・・!」
「へっ、悪いが、邪魔させてもらうぜ。アレを放っておく程、俺はバカじゃねえからな!」

剣城は少女にそう告げる。

「まあいいわ・・・。邪魔をしたからには、消えてもらおうかしら!」

少女の全身から黒いオーラが噴き出される。

「そうはさせねえ・・・!絶対に止めてやる!」

剣城は右手に剣を作り出し、構えた。

「俺の好きなこの"世界"、"幻想郷"はぜってー守る!」

そう叫びながら剣城は少女へと走り出した。

再開、2人の激情 被華→←うp主こと東方好き死神まおからの提案〜



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フウ(プロフ) - 更新しました (2022年8月2日 9時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 一次的にアクセスできませんって出ました・・・ (2022年8月2日 8時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新します。少し設定変えます。 (2022年8月2日 8時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
うp主こと東方好き死神まお(プロフ) - 記念すべき10巻目!作っておきます! (2022年7月10日 17時) (レス) @page50 id: f03e2072c0 (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新しました。 (2022年7月10日 2時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2022年4月20日 17時

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