藤華ちゃんの話 被華 ページ10
「え・・・？霊夢が消えたって・・・嘘、でしょ？」
言葉が、途切れ途切れになってしまう。
そんなこと無いと信じたいのに。
心のどこかで『本当だ』って声が響いて、上手く言葉を発せない。
「・・・本当、ですよ」
藤華ちゃんが、うつむいて言う。
「ね・・・ねえ、それ、どういうこと！？何で霊夢が消えたの！？」
「落ち着いてくださいっ・・・！」
藤華ちゃんに飛びかかる私に、藤華ちゃんが強く言う。
「1年前くらいのことです。霊夢さんが消えたのは」
そう言って、藤華ちゃんは話し始めた−
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
とある日のことです。
妖怪達が暴れてる、なんていう他愛のない異変を解決しに、霊夢さんは出かけていきました。
私たち二人も、労いの焼酎などを準備していました。
・・・それなのに。
霊夢さんは、1週間たっても帰ってきません。
月面戦争じゃあるまいし、そこそこ強いだけの妖怪を退治するのに、あの霊夢さんが1週間も帰ってこないはずがありません。
これはおかしいと思い、私たちは博麗神社の御神体を見に行きました。
そしたら・・・
居たんですよ。傷だらけで、ボロボロになった霊夢さんが。
私たちはすぐに霊夢さんに駆け寄りましたが、霊夢さんは私たちを制するように
「少ししかここには居られないの。手短に話すから・・・」
と、若干過呼吸で言いました。
私たちがすぐに口を閉じると、霊夢さんは言ったのです。
「貴方達には、私が帰ってくるまでの間、博麗の巫女代理をお願いするわ。それと、異変が起こったときは、申し訳ないけど・・・貴方達が対処してちょうだい。あと、私のことは、各勢力に伝えて。迷惑かけて、ごめんなさいね・・・」
と。
その言葉で、私たちの心が引き締まった気がしました。
封印開けで浮かれていては駄目なんだと、再確認しました−
うぇあ・いず・ぜあ？ 神凪志貴→←蝶々と観戦者 ファラーシャ・スカーレット
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モルガン・ル・フェ(プロフ) - 三月さん» 私が作っておきます！！！ (2022年4月20日 16時) (
レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
三月 - 続編どうしますか…？ (2022年4月20日 16時) (レス) @page47 id: ca789052f7 (このIDを非表示/違反報告)
三月 - 更新します！ (2022年4月20日 16時) (レス) @page47 id: ca789052f7 (このIDを非表示/違反報告)
みおん(プロフ) - 更新しました…！ (2022年4月19日 20時) (レス) id: c86be6ea51 (このIDを非表示/違反報告)
みおん(プロフ) - 更新します。 (2022年4月19日 20時) (レス) id: c86be6ea51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナティ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2022年1月2日 13時
