医者にぃとちび。5 (ページ37)

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和「ちょっとズボン脱いじゃおうなぁ？」

翔「やだやだやだっ！バタバタバタ暴」

智「わぁ！翔、暴れないの。まだスボン脱ぐだけだよ？」

なんとか２人がかりで翔のズボンと下着を脱がせ、腰回りにバスタオルをかけてやった。

和也は浣腸液の容器の先端部分と肛門付近にベビーオイルを塗り、スムーズに挿入できるよう前処置を行った。

和「雅にぃは翔が暴れないように安心させてやって？智にぃは背中撫でて呼吸整えてやって。タイミング見計らって注入します。」

「「わかった。」」

翔「ぎゃー！やぁーっ泣」

雅「しょお？にぃたち、みんなついてるからね？ちょっとの我慢だよ？」

智「よしよし。怖がらなくても大丈夫だからねぇ。」

和「翔ちゃん、ちょっとお尻気持ち悪いよ？」

そう言うのと同時に、和也は翔の呼吸に合わせて容器の先端を挿入し、慎重に薬液の注入を行った。

翔「んあっΣいやぁーーーっ！泣」

雅「う～ん；ちょっと気持ち悪いよね。がまんがまん。よしよし撫」

和「気持ち悪なぁ。これで痛いのバイバイできるから。お腹力入れないよ？もうちょっとでお薬終わるからね～。」

のけぞりながら嫌がる翔を智と雅紀がなだめ、和也はしばらく薬液が逆流しないようにガーゼで押さえてやりながら腹部のマッサージを行った。

和「おなかのゴロゴロ、もうちょっと我慢したらトイレ行こうな。」

翔「やだぁ！いちゃいー！きもちわるいー！泣」

時折ギュルルルと鳴る翔のお腹を優しく撫でながら、安心できるよう声かけを絶やさないでいると、5分が経過したのでトイレに連れて行ってやった。

トイレのなかでもしばらくは痛みと闘い、苦しんでいた翔も、全部出し切るとすっきりしたのか、和也に抱きついたまま眠ってしまった。

久しぶりの浣腸にだいぶダメージを受けたのか、しっかり水分を摂ろうと心に決めた翔なのでした。