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11話 朝ごはんの時間 ページ12

「ルナちゃんのご飯〜おいしいよね〜」
「あら〜、ありがと^^あらあら、口元にご飯粒つけてるわよ〜」

ルナさんは言いながら、エメについていたご飯粒を取って食べた。

「ありがと〜ルナちゃん〜」
「うふふ〜いいのよ〜」

(ルナさんが、エメのお母さんに見える・・・)

Aは二人を見ていたら、ルナさんの指に目がいった。

「〜ん、Aちゃん、もしかして、この指輪〜気になっちゃう〜?なっちゃう〜?」
「はい、気になります。ルナさん、ご結婚されてるんですか?」
「〜ん、まぁ、結婚したけどね、先に行っちゃったのよ〜天国に行ってくれてるといいわね〜」

Aは、聞かなかったほうが、よかったのでは、と、少しうつむいた。

「気にしなくていいわよ〜、もう1000年も、時間が過ぎてるわ〜」

(名前は”1000年”という単語に本を思い出された。戦争があったのが2000年前、休戦になったのがそれから、1000後、その時に起こったのが、【黒髪か黒目を持っているものは、皆殺しにされた。】)

「懐かしいわね〜あの人もAちゃんみたいな、きれいな黒髪でね〜」
「えっ、偽装、今してなかったっけ?!」
「大丈夫だ、ちゃんと寝ている間に俺がかけておいた。あの魔法は24時間で切れるからな。」
「あたしが眠っているAちゃんの顔を見に行った時に見たのよ〜」

なるほど、とAは思ったが、眠っている顔を見られたことは少し恥ずかしかった。

「ちゃんと〜きれいなプラチナブロンドになってるから、安心してよ〜」
「プラチナブロンド?」

Aは今日鏡を見ていないが、肩にかかっている髪を見てみると、本当にプラチナブロンドになっていた。

「、、、俺は、もう食べたから行くぞ。」
「待ってよ〜ルカ〜」

ルカが朝ごはんを完食し、足早にどこかへ行ってしまい、それにエメはついて行ってしまった。

「ちなみに、両目とも青色よ〜」
「?まあ、姿が変わっていればいっか〜」

そう思いながらAは、やっと、大盛りの朝ごはんを食べ切った。

「ごちそうさまでした〜」

食べ終わった後、改めてルナさんをゼスが見た。とても綺麗なスキンヘッドに、今は淡い水色の目だった。

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設定タグ:異世界転生 , 人外ファンダジー , オリジナル   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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kira22 レミア・スカーレット(プロフ) - ありがとう!がんばって、更新します! (2020年7月9日 6時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
ソウ(プロフ) - 主人公が死神って、斬新で面白かったです!これからも頑張って下さい!応援しています。 (2020年7月6日 21時) (レス) id: a9c96849d7 (このIDを非表示/違反報告)
kira22 - もうすぐ1000hitアザース!!、作ったばっかのやつが、こんなにも、読まれていて、嬉しいです! (2020年6月11日 22時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
kira22 レミア・スカーレット(プロフ) - 頑張りますーー(^▽^)/ (2020年6月5日 6時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮&氷華姫雪 - 面白かったです、続きが早く読みたいです (2020年6月4日 21時) (レス) id: 9b921525f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kira22 レミア・スカーレット | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kira22/  
作成日時:2020年5月20日 14時

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