東雲学園(しののめがくえん)恋物語(こいものがたり) (ページ4)

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卒業式～パート2～ページ4

so「さて、と…話って何かな？」

体育館裏と言ったら一つしか思い浮かばないけど

クラスメートA「僕…君のことが好きなんだ。良かったら付き合ってください!」

so「っ…」

私は黒崎奏 12歳普通の子より少しだけ出来る子だった。私は親に言われたレールでよかったのだが、そのレールが"今の親"によって壊され、新たにつくられた道を通ってこの学園に入らされた。最初はいやいやで入ったこの東雲学園だが、友達や"好きな人"ができた。だから、

so「”初恋”した相手がいるの。断らさせていただきます。」

クラスメートA「相手はやっぱり、本城戦兎なのか？」

so「そんなに分かりやすかったかな。一様、隠していたんだけどな」(フフッと笑っている)

クラスメートA「結構分かりにくかったけどね、この前あいつの事話していた時、耳が赤くなっていたから、もしかしてっと思っただけだよ。でも…どおして、あんな、ヤンキーがいいんだよ…」(目じりに涙が溜まっている)

so「ヤンキーねぇ、それって見た目だけなんだけどな」(と、つぶやく)

クラスメートA「今、何か言った？」

so「ううん、何も」

クラスメートA「そっか、じゃあね」
「さよなら僕の初恋」(タッタッタッ走って行ってしまった)

so「おっあれって夢じゃん告白されてるね。」

[その頃の夢乃と桃也]

yume「ごめんなさい。その、えっと、あの、好きな人が･･･」

to「知ってた」

yume「えっ!?」

to「健斗のこと、好きなんだろ。分かってたけどどうしても伝えておきたかった。」

yume「本当にごめん」

to「そんなに謝らなくて良いよ･･･じゃあね、ありがと返事すぐに貰えてよかったよ。」走り去って行った

yume(あたし結構分かりやすいのかな?)

so「あら?あれって」奏の見た先には覗き見していた健斗がいた

so「もしかしたら両思いって気づいたのかな･･･今さっき来たばっかりかな?あの様子だと。」

ke("本当にごめん"のところから聞いていた”)「良かった～」

so「良かったとか言っている」(夢も振ったのね)

so「二人は両思いなのに、片思いだと思っているんダヨネー」(呆れ顔で二人を見ている)

so「やれやれ、今日は疲れたし私の恋の相手にでも会いに行きますか～」