【cs】菊花の君 (ページ7)

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「実家は武家ですよ。まあもう出て行きましたケド。然しこの餅、というモノはとても美味ですね。食べる手が止まりません、初めて食べました。世の中には、ワタシがまだ知らないモノがそこらじゅうにあるのですね。」

「臆病者と言われても構いませン。確かにワタクシの討伐数や捕獲数は飛び抜けて多いわけではありませン。ですが、あくまでワタクシの得意分野は後方支援。この結果は当然のことです。その結果に恥じぬようこれ以降も努めていくのがワタクシのやり方ですから。」

「恋バナ、とは中々興味深いモノですね、ハジメテ知りました。ワタシはエリミネーターになる時を除き実家からほぼ一度も出たことはなかったので…。箱入り娘…、という表現が妥当でしょうか…。初恋もありませン、…いつかは出会ってみたいですね、運命の人…。」

「…煙草は嫌イです。肺が悪くなってしまいます、おススメは致しませン。…然し、煙管はお洒落に見えますよね。別に吸ってみたいわけではありませんよ。あくまでそう思っただけです、お気になさらず。」

「你好、我是日本人。どうですか？フフ、勉強中の中国語です。実はロシア語も勉強中なのですがとても難しいです。気軽にお話しすることができるロシア人や中国人の方はいらっしゃいませンでしょうか…。ワタシもまだまだということですね。」

「ワタシはいつか、外国に旅行をしてみたいのです。そうですね、世界史で勉強した古代遺跡に行ってみたいです。勿論、日本の歴史的な建造物にも行ってみたいです。あゝ、考える度にやりたい事が頭に浮かんできます。」