第五話 ページ7
コナン君に付けられた盗聴器を国木田さんに処理してもらえることになって一息つくと
ふと、疑問が湧いてきた
「そういえば、今日は太宰さんと国木田さんだけなんですか?」
コナン「だけ?」
円谷「他にも探偵の方がいらっしゃるんですか!?」
太宰「そうだね、うちには稀代の名探偵乱歩さんがいるからね」
コナン「え?乱歩さんってあの?」
「そうですよ、推理小説家兼名探偵の江戸川乱歩さんの事ですよ」
小嶋「そうなのか!?」
国木田「今回は事件の解決ではなく犯人の捕縛の依頼だ、乱歩さんはヨコハマにいらっしゃる、もうこんな時間か、おい太宰行くぞ」
太宰「国木田君は仕事の鬼だなぁ、またね有栖ちゃん」
「はいはい、お仕事頑張ってくださいね」
会話の間に国木田さんが会計を済ませていたようで
太宰と国木田さんは去っていった
「さて、私もそろそろ・・・」
小嶋「あ、安室の兄ちゃん!」
安室?・・・安室透、黒の組織に侵入している公安の人間、本名は降谷零通称ゼロ
トリプルフェイス・・・だっけ?
接触して損はない、か
安室「おや、コナン君達でしたか、そちらの方は?」
吉田「さっき会ったんだ!」
円谷「有栖川有栖さんです」
さて、公安は私を知っているかな?
まあヨコハマの情報はほとんど異能特務課が管理しているから
知らないと思うし、特務課ですら私がマフィアだってことは知らない
「初めまして、有栖川有栖といいます」
安室「これはご丁寧にどうも、僕は安室透といいます」
コナン「安室さんも探偵なんだよ!」
「そうなんですか、私は探偵という訳ではないのですが、この町は探偵さんが多いのですね」
コナン「そういえば、有栖さんのお仕事ってなぁに?」
少し視線が鋭くなった気もするが・・・
まあいいか
「仕事・・・ですか、そうですねぇ」
安室「答えられないような仕事ですか?」
「いえ、只何と言いますか、職業名を聞かれると難しいのです、強いて言うなら便利屋、ですかね」
コナン「でも出張なんでしょ?」
「そうですよ、普段はヨコハマで仕事しているので出張です、私もそろそろ失礼しますね」
適当に話を切り上げ私はポアロを出た
コナン君と哀ちゃんね、調べておきますか
そう思い沈む夕日を背に家(米花町の)に向かって足を進めるのであった
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レイ(プロフ) - りゃんくさん» コメントありがとうございます。最近ネタ切れで更新遅くなると思いますが生暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。 (2019年4月27日 23時) (レス) id: d55ab5779a (このIDを非表示/違反報告)
りゃんく - 有栖川有栖って小説家さんですよね?私も好きです!設定めっちゃかっこよくて、お話もとても面白かったです! (2019年4月27日 23時) (レス) id: b724a19623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫 | 作成日時:2019年2月2日 14時