百十五粒 ページ28
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「んー、たしかに美味しい」
彼は満足そうに彼がそう言ってくれて安心した。
「やっぱなーくんとさとみくんが認めるだけあるなぁ」
そして彼はこう続ける。
「あの食べることがめんどくさいとまで言ったなーくんのツイートに食べ物のツイートが増えて。
あの料理の鉄人のさとみくんも唸ったんだから」
「いやいや、そこまで…」
そこまで褒められたことが恥ずかしくて思わず目を逸らした。
そして今思ったこと。
私推しくんと話せてる。
不思議な気分の原因はこれかもしれない。
そりゃまだ緊張するところはあるけど今までより全然平気だ。
彼も普通に話してくれるから。
かもしれない。
「…にしてもさ、ほんとに君は大丈夫なの？」
「え？」
そんな時にふと放たれた彼の一言。
どういう意味だろう。
「君ね、女の子なの。
僕だってメンバーのことは信じてるよ。
でもね、君は僕のリスナーさんでもあるからさ心配なの」
気をつけなきゃだよ？
そう最後に言うと何故か今度は彼は目を逸らした。
気を、つける。
気をつけてはいるはずだ、多分。
Twitterで匂わせとか言ってられないようなばら撒き行為はしてないし、彼らの健康を第一として料理は作っているから…
私がもんもんと考えていると彼がはぁ、とため息をついた。
「だーかーらー、僕は平気かもだけどメンバー皆男なの。
君年頃の女の子。
危険、男はケダモノ、わかる？」
…あ。
「あ〜！」
私が納得した、と言うように手をポンと叩くとまた彼はため息をついた。
あり、私さっきからため息つかれてばっかり…？
「もう、しっかりしてよね。
いくら細っこいなーくんでもニートなさとみくんでも身長あるしどうこうされたら太刀打ち出来ないから」
もう、なんで僕のリスナーなのにこんな純粋な子がいるの？
とブツブツと言っている。
あれ、それはそれで問題発言な気が…
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ゆぅる - しゅうくさんは読者をキュンキュンさせる天才ですか？？ (2021年12月6日 22時) (
レス) @page11 id: b4dee99bf3 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ゆあもんさん» ゆあもんさん…！！神ではないですよ！？でも頑張りますね！ありがとうございます！！ (2020年5月17日 11時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあもん - しゅうくさん神ですか？私毎回読ませていただいてます！もうねこの作品は神です！これからも応援するので頑張ってください！ (2020年5月9日 12時) (レス) id: 9253ce94df (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - しゅうくさん» 全然です！！ご自分のペースで更新されてください！いつまでも待ってます！ (2020年4月20日 14時) (レス) id: 3de2eab1b1 (このIDを非表示/違反報告)
あやの♪(プロフ) - しゅうくさん» 応援してます！(^^) (2020年4月19日 22時) (レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅうく | 作成日時：2020年3月17日 23時
