合縁奇縁【ヒロアカ×呪術廻戦】 (ページ4)

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『1年ステージ!生徒の入場だァ!』

『どうせアレだろ?コイツらだろォ!………』

「すっげぇ歓声！！！楽しみだな！」

「流石に盛り上がってるな」

「叩きのめしてやるわよ！」

「あ、次だ！」

『そして最後は〜?今年にして初出場!』

『呪術専攻科のォ!1年L組ィイ!!』

途端にシ─ンとする会場内。ヒーロー科の歓声は勿論、他の学科でもちらほら歓声が上がっていたが何故かうんともすんとも言わない会場
いや前言撤回、関係者席で五条先生と夏油先生が団扇振ってキャーキャー言ってる。何してるんだあの人達

「あっはっは！歓迎されてねぇな俺達！」

「まぁこんなもんだろ」

「ハイテンションな大人って不気味ね」

「関係者だと思われたくない」

流石に初出場だからか視線が痛い。まぁアレだもんね、“ 全員無個性の宗教系学科 ”だから馬鹿にした視線なんだろうけど

内輪(うちわ)でワイワイしながら列に並ぶ
先生達はボッコボコにしようって話だったけど「1番は楽しむ事だからね！青春青春！！」とも言ってくれたから、少しは気が楽だ

名前の順で1列に並ぶ。前から悠仁、野薔薇、私、恵。

「え！？俺先頭！？先頭とか初めてなんだけど！」

ガヤガヤを取り戻した会場内はプロヒーローミッドナイト先生の声に静粛される
会場が少しホワホワしているのは気のせいだろうか
先頭の悠仁がキャーキャー言っている

「静かにしなさい！！！選手代表！1A爆豪勝己！」

選手宣誓に選ばれた代表生徒の名前が呼ばれ、またガヤガヤとする会場。ヒーロー科の生徒かぁ、と呑気に代表生徒を見つめていた

「同じく選手代表！1L修羅木A！！」

「「「えっっっっ」」」

「…………………え？」

いや私、そんなの聞いてないんですが！？

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