合縁奇縁【ヒロアカ×呪術廻戦】 (ページ20)

今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:150,796 hit

０１９ページ20

.

『第二種目、騎馬戦終了ー!!!!』
『んっじゃあ早速上位4チーム見てみるかァ!?』

『1位!轟チィ────ム!!』
『2位!爆豪チィ───────ム!!!』

『3位!てつてっ……ってアレェ!?』
『オォイ!心操チーム!?』

「大！逆転ー！！！」

「やったな！」

「チーム組んでくれてありがとう心操」

「いや、こちらこそ」

「ありがとうだよ！お疲れ様ー！」

第二種目、騎馬戦は終了
最後の追い上げで3位にまで食い込めた。それもこれも全て人使のお陰だから、お疲れ様の意を込めてハイタッチを交わす

「何か、始まる前よりスッキリした顔してるね」

「……そうかもね」

個性について話してくれた時の悲しむ様な暗い顔とは違って、人使はニコリと笑った

ヒーロー側にも良い人は居るんだって、傑くんに言ってあげたいな。今度また、人使を夏油先生に紹介しようと決めた

♢

『以上の4組がァ!!!』
『最終種目へ!進出だァ─!!!!』

「結構褒めてもらえる結果なんじゃないかな？」

「だよな！最後まで残れたし！」

『それじゃァ1、2ターン程昼休憩はさんでから午後の部だぜェ!』
『じゃァなァ!!』

『おいイレイザーヘッドォ、飯行こうぜェ』
『寝る』

顔見知り程度の先生達の会話に笑いが耐えきれなくて吹き出していると、恵と目が合う

「……なんか顔についてる？」

「いや…その、」

「修羅木ィ！！！！さっきはよくもやってくれたねぇ？」

恵の言葉を遮って、私たちの元に現れたのは騎馬戦中なんやかんやあった物間。負けたくせになんでまた元気なの？
そしてなんでまた懲りずに煽ってくるの？

「あ────、久しぶり、物間」

「急に消えて急に現れるなんていい趣味してるね」

「いや別に現れるつもりなんてこれっぽっちもなかったんだけどね…！？」

私が専攻に入り浸ったのは中学の途中から
それまでもちょくちょく遊びに行ってはいたのだが、本格的に寮に住み出したのは五条先生の「結局高校はこっち来るんだし、いっそここで暮らせば良いじゃん」という五条先生らしいお気楽な言葉がきっかけだった
まぁ実家は息が詰まってたからって賛成し、その言葉を貰った翌日にお引越しをした

.