46 side...SHO ページ46
『じゃ、次は私シャワー借りるね！』
ボストンバッグからポーチと着替えセットを取り出して、Aがそのまま風呂場へと消える。
久しぶりに2人きりになった男同士の幼馴染。
あれか。
修学旅行中に連れ出した、あの謎のメルヘン空間以来か…
紫「…お前、やーっぱりくっついて来よったなぁ…」
苦笑いの俺を、廉がデカい猫目で睨みつける。
廉「当たり前やろ、あほ！！！
なにが�犂靴蕕靴箸海辰�☆″や、この女好き！！！そうそう何度も�爛魯献瓮董軈澆馳爾錣譴討燭泙襪�っちゅーねん！！！」
至近距離でがなる高い声が頭に響く。
紫「はぁ〜？なんなん、�爛魯献瓮董蹐辰董�
何の話ぃ？？俺、彼氏ができた時のために手料理でも教えたろかなーって思ってただけやけどぉ？？」
廉「はぁっ！？！？」
だから、声デカいっちゅーねん。
ホンマこいつ毎度毎度ヨユーZE〜RO〜やなぁ…
頭も運動神経も見た目もええ方やのに、
昔っから要領だけがクソほど悪いねんなー。
ホンマ、不器用。
ま、無理やり良く言えば「感情表現が豊かで、いつも生き生きしとる」ってことかなぁ…いや、やっぱちょい無理あるか…
廉「何やソレ！！そんなん誰が信じんねん！！
蜂さんより無理あるやろ！！！」
紫「何や、蜂さんて…」
廉「てかアイツ、別に教えてもらわんでも料理できるやん！！！地味で鈍感でパッとせぇへんモブやけど、アイツの作るハンバーグなんかはそこら辺の店にも負けへんぐらい美味いやんか！！」
今にも飛びかかって来そうな勢いの廉。
ちょっと目を見開いてから、思わず「ふっ」と短い笑いが漏れる。
紫「…そーなん？知らんかったわ。
俺、一回も食べたことないし。」
廉「……………え？」
茶色い目がまん丸に開く。
なんやその顔。そんなに意外か？
ホンマ、どっちが鈍感やねん。
お前が気付いてないだけで
ずっと前から
お前らは特別やったやろ。
Aと廉は2人で1つ。
俺だけが一歩外側の�爐�兄ちゃん″。
もう10年以上前から
そーやったやんか。
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きのこ(プロフ) - renrennagachanさん» 爆笑頂きましたー！！ありがとうございま〜す！！最近になって「ラブシチュの続き希望」と言うお声を頂き、「あ、コレが好きな人いるんだ…」と気づいた作者です。嬉しい！これの続きの短編もありますので、もし気になったら覗いてみて下さい〜 (2020年10月7日 15時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
renrennagachan(プロフ) - はいダメぇぇぇー！のくだりがマジで永瀬廉すぎて頭抱えました爆笑サイコーです！！こっそり続き待ってた根っからのび太系女子なので今回とても嬉しかったです！！ジャイ廉ごちそうさまでした！！！ (2020年10月7日 0時) (レス) id: 91d0c85321 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(^^)こちらのお話は私も気に入っていたので、楽しんでもらえて嬉しいです！！ (2020年5月26日 14時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - もう本当に本当におもしろくてキュンキュンして最高でした！これからも楽しいお話書き続けて下さい！待ってます！ (2020年5月26日 14時) (レス) id: 07dfb12e8b (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - とぅーしょーさん» もう全身のどこにも見当たらないキュンを無理やり絞り出しました…。楽しんでもらえたようで嬉しいですヽ(´▽｀)/ (2020年4月30日 15時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年4月17日 1時
